3年ぶり開催「全日本模型ホビーショー」で見つけた注目の最新プラモデル5選【達人のプラモ術・番外編】

<番外その1>
組み立てるとゴミができますって…
リアルなゴミのプラモデル爆誕!

グッドスマイルカンパニー
「ゴミプラモ 1/1スケール」(1540円)
2022年12月発売予定

今回のホビーショーの中で一番衝撃を受けたアイテム、ゴミのプラモ! なんとクシャっと丸めた紙屑のプラモなんですよ…。以前リアルな寿司プラモを販売して話題を集めたStudioS YUTOの製品。

▲最初見たとき、何を言っているのか分からなかったゴミプラ

まぁ確かにスケールモデルと言われればそうなんだけれど、シュールすぎる(笑)。いやぁプラモ世界は奥が深い。これをリアルに仕上げて展示したら…まぁ勘違いされて捨てられちゃうだろうなぁ。

▲パズル感覚で組み立てを楽しめるそうだ…

 

<番外その2>
1000/1?(拡大)スケール!
アメーバのプラモがあってもいいじゃないか!

アトランティスモデル
「ノンスケール アメーバ(単細胞生物)プラモデル」(4840円)
発売中

え~とですね、ゴミのプラモデルに続きましては、アメーバのプラモデルです。いやほらあの単細胞生物、科学の授業とかで必ず出てくるアレです。

実は旧リンドバーク(アメリカのプラメーカーで現在は廃業)が60年代に発売していたモデルで、今回アトランティスモデルが再販したものです。60年代当時は人体模型(製品名は驚異の人体)のプラモデル、さらには牛やコオロギ、猫と犬の内部を再現した模型、眼球や脳といった科学系模型がたくさんありました。しかしアメーバは当時でもかなりシュールな模型だったと思います。

▲塗装され展示されていた完成見本がリアル仕上がりなのかどうかは謎のアメーバプラモ

キットはクリアー成型で、アメーバとユーグレナ(ミドリムシ)、パラメシウム(ゾウリムシ)の3種類がセットになっており、それぞれ科学的考証に基づき(本当かなぁ)、実物の約1000倍のサイズで立体化されており(ディスプレイスタンドも付属)、組み立てることで単細胞生物を学べる科学キットらしいです(笑)。

>> [連載]達人のプラモ術<取材・文/長谷川迷人>

 

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