【返り咲き!シン・バイクライフ】
ひと昔前までバイクの楽しみは“走ること”だったが、近年はバイクをツールに何をするかが主流になりつつあり、楽しみ方の幅が広がっている。また暑さ寒さやシールドの曇り、装備類のニオイなど“ガマン”が当たり前だった状況も大きく変化している。ここではそんな感動するほど楽しいギアや快適さがアップするグッズを紹介。
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バイクで走る。そんな昔ながらの楽しみ方ももちろん健在ですが、令和になった今はさまざまなアイテムが登場し、楽しみ方が多様化しています。動画共有サイトやSNSの普及で人気急上昇中なのが、アクションカメラ。
注目は360度カメラの「Insta360」で、自撮り棒や延長ポールが自動で消され、壮大な第三者視点の映像をひとりで安全に撮影できます。車体の前後左右、安全運転に支障のない場所に取り付けて走れば、自分の走行シーンはもちろん、流れる景色や一緒に走る仲間たちなど、走行中は目にすることができないシーンも録画でき、帰宅してからもツーリングでの思い出を楽しく振り返れます。
また、キャンプサイトで愛車と一緒に過ごせる専用のバイク収納型テントも人気です。防犯的にも安心できますが、シュラフに潜り自分のバイクを眺めながら眠りにつけるなんて、バイク乗りにとっては夢のような体験が味わえます。
そのほか、進化したインカムや曇りにくいシールド、質感が高くバイクの雰囲気を壊さないスマホマウント、寒さが苦にならないジャケットなど、バイク用品も時代とともに進化し、より楽しく快適なバイクライフを送れるようになっているのです。
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