【返り咲き!シン・バイクライフ】
初バイクの人はもちろん、リターンであっても「ちょっと不安」という人は少なくないはず。そこで、世界中のほとんどのバイクに試乗しているモーターサイクルジャーナリストの青木タカオさんに、さまざまなタイプのリターンにオススメのバイクを紹介してもらった!
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バイク選びに理由なんていりません。カタチ、色、雰囲気など、気に入ったバイクを選ぶのが一番です。ただ、失敗しそうで不安という人もいるでしょう。そんな人は少しお耳を拝借。
久しぶりにバイクに乗るリターン組やビギナーなら、なによりも“扱いやすさ”を重視するのが良いと思います。どんなに馬力のあるバイクでも、操るのは人間。世界選手権に出場するトップレーサーでも、ハイスペックなバイクを一般公道で乗ると「持て余す」と言います。マシンに乗せられているより、乗りこなしている方が楽しく満足できますし、疲労感も大きく違ってくるんです。
例えばカワサキ「KLX230S」は、突出した性能があるわけではありませんが、乗りやすさや使い勝手の良いところが強みです。大型を考えているなら、ホンダ「レブル1100」がオススメ。クラッチとシフト操作を不要としたDCT仕様を選べば、ビッグバイクデビューもスムーズでしょう。
腕自慢には「YZF R7」があります。ヤマハが安全にスポーツ走行を楽しんでほしいと開発したモデルです。レーサーレプリカ世代が泣いて喜ぶ限定のストロボカラーもありますよ。
さぁ、まずはショップへ足を運んで、新しいバイクライフの第一歩を踏み出しましょう。
モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオさん
バイク専門誌編集部員を経て二輪ジャーナリストに転身。世界各国を飛び回り、メーカー・タイプ問わずあらゆるバイクに精通。詳しくない人にも分かりやすい文章に定評がある
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