エンジンは単気筒ながら水冷DOHC4バルブと本格的で、フリクションを低減し、高い放熱性や耐摩耗性、気密性を確保するメッキシリンダーまで採用されているとは驚きを隠せません。
6つのセンサーを搭載したデュアルスプレー式4穴フューエルインジェクションや大容量エアボックス、大型ラジエター、6速ミッションなど、大排気量モデルにも負けないメカニズムを満載し、パワフルさと高い燃費性能を両立しています。スイッチひと押しで確実にエンジンが始動できる「スズキイージースタートシステム」の搭載もありがたいですね。
それでいて、10本スポークのアルミキャストホイールや剛性を最適化したダイヤモンドフレームの採用などにより、装備重量はわずか137kg。日常での取り回しがしやすく、シート高が785mmなので、足つき性にも不安なし。ビギナーやリターンライダーにも扱いやすく、それでいて原2クラスの持ち味を失っていないところが秀逸なのです!
>> 青木タカオの二輪語ルシス
※2022年10月6日発売「GoodsPress」11月号131ページの記事をもとに構成しています
<文/青木タカオ>
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