【新潮流②】
<空間オーディオ>リスニングスタイルをも変える圧倒的な臨場感!
5. 「空間オーディオ」対応のスタンダードモデル
価格もこなれており、手軽に空間オーディオを楽しみたい人向け。パーソナライズ化にも対応しています(折原さん)
Apple
「AirPods(第3世代)」(2万7800円)
スタンダードモデルであるAirPodsで、初めて空間オーディオに対応。パーソナライズとダイナミックヘッドトラッキングで、ユーザー各自に合う最適な立体音響を再現する。
【新潮流③】
<アイウエア型>メガネ同様のかけ心地で高音質サウンドを堪能!
6. 音質・デザインに秀でたコラボモデル
いわゆるウエアラブル端末はファッション感覚でも使えるため、今後広がりを見せるジャンルとして期待しています(折原さん)
HUAWEI
「OWNDAYS×HUAWEI Eyewear」(3万2780円)
テンプル部に配置されたセミオープンスピーカーにより、高解像かつクリアな音質を実現したスマートオーディオグラス。耳を塞がない仕様のため、長時間装着しても疲れにくく痛くならない。メガネ専門店・OWNDAYSとのコラボモデルなので、デザインやフィット感も秀逸。
【新潮流④】
<次世代Bluetoothコーデック>高品質&低遅延の新コーデック登場でワイヤレスイヤホンが劇的に進化!?
7. LinkBudsの最新モデルもいち早く「LC3」対応を予定!
まだ「LC3」への対応を予定しているメーカーが少ない中、いち早くアップデートでの対応を予定しているのがこちら(折原さん)
ソニー
「LinkBuds S」(実勢価格:2万6400円)
“常時装着”という新たなスタイルをコンセプトに、コンパクト性や快適な装着感、さらに自然な外音取り込みを実現したノイキャン&ハイレゾ対応の完全ワイヤレスイヤホン。アップデートにより「LC3」への対応を予定しており、さらなる音質向上に注目が集まる。
■最新コーデック「LC3」で何が変わる?
次世代Bluetooth規格である「LE Audio」に対応した新コーデックで、高品質かつ低消費電力なのが特徴。従来のBluetoothコーデックであるSBCと比較すると、同等の音質の場合、「LC3」では約1/2ほどのビットレートで実現可能となる。これにより、ワイヤレスオーディオ機器全体の大幅な音質改善が期待されている。
▼ソフトウェアアップデートで「LC3」に対応
「LC3」を使用するには、イヤホンだけでなく端末側の対応も不可欠。『LinkBuds S』との組み合わせには大いに期待しています(折原さん)
ソニー
「Xperia1 IV」(実勢価格:17万4900円 ※SIMフリーモデル)
アップデートで「LC3」への対応を予定しているXperiaのフラッグシップモデル。85-125mmの光学ズームレンズ(望遠)ほか、超広角、広角レンズを搭載。内蔵スピーカーで360 Reality Audioに対応するなど、圧倒的なスペックを誇る。
※2022年10月6日発売「GoodsPress」11月号26-28ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/黒川秀紀>
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