性能が大幅進化しているゲーミングデバイス【令和の新殿堂入り傑作モノ】

【新潮流①】
<高リフレッシュレートモニター>勝敗を分ける「高リフレッシュレート化」が加速

■業界トップ280Hzリフレッシュレートを誇る

最大の特徴はリフレッシュレート。 ハイスペックなゲーミングPCを使っている人はこのモニターを指名買いすべき(折原さん)

ASUS
「TUF GAMING VG259QM」(実勢価格:4万3920円)

24.5インチのフルHD、高速IPSパネルで高画質化を実現。角度による歪みや色ずれを最小限に抑えている。さらに280Hzという史上最速のリフレッシュレートにより、映像の動きが驚くほど滑らか。敵も見つけやすい。

▲プロのゲーマーと没入型ゲームプレイのために設計された同機。FPS、eスポーツほかさまざまなゲームシーンで優位に立てる

▲DisplayPort 1.2、HDMI 2.0×2、イヤホンジャックなど複数の接続端子を備えていて、さまざまな機器を接続できる

 

■長年培ってきた技術をゲーム専用機に反映

テレビのBRAVIAの技術を活用して高画質化した、実にソニーらしい1台。同社がゲーミング市場に参入したことにも驚きです(折原さん)

ソニー
「ゲーミングモニター INZONE M9」(実勢価格:15万4000円)

ゲーミングギアの新ブランド“INZONE(インゾーン)”から登場したモニター。 高画質、高音質を追求し、4K解像度と144Hzのリフレッシュレートに加え、グラフィック性にも注力。明暗差の激しい場面でも鮮明に描写する

▲高いリフレッシュレートと応答速度1msの短さで、残像感の少ないキレのある映像を表示。写真を見比べると左側は残像感が残っている

▲白を基調としたデザインで、13色の背面ライティングを搭載。消灯はもちろん、好きな色を選べるので部屋のインテリアともマッチ

 

【新潮流②】
<低遅延ワイヤレスヘッドセット>ゲームサウンドに特化し没入感を高められる

■定位感抜群で敵の音を聞き分けやすい

Dolby Audio 7.1サラウンド対応による再現性がすごい。相手の足音の方向や距離感、発砲音を把握できます(折原さん)

CORSAIR
「HS65 SURROUND」(1万1800円)

形状記憶イヤーカップと282gの軽量ボディ、複雑な調整なしで好みの設定ができるSonarworks SoundID対応だ。Dolby Audio 7.1サラウンドにより、迫力のある音響効果はもちろん、定位感も抜群。有線なので遅延の心配もない。

▲色は黒と白の2種類。4極3.5mmステレオミニプラグを装備。PCはもちろん各種モバイル機器まで幅広く対応

 

■遅延のない安定したワイヤレス接続を実現

トップブランドの一角。LIGHTSPEEDという低遅延技術を開発し、ワイヤレスで快適に使えます(折原さん)

ロジクール
「G535 ワイヤレスゲーミングヘッドセット」(ロジクールオンラインストア価格:1万5950円)

1/1000秒のレポートレートと高速なモーションレスポンスを実現したワイヤレステクノロジーのLIGHTSPEEDにより、低遅延、高パフォーマンスを実現。柔らかなメッシュ製生地で236gの超軽量、最大約33時間の連続使用時間と、長時間でも快適なプレイが可能だ。

 

■妥協のない高音質を追求した有線ヘッドセット

音響メーカーのゼンハイザーから独立したので、技術力はお墨付き。ゲーマーにも超高音質を聞かせてくれます(折原さん)

EPOS
「H3 Hybrid」(2万3800円)

最高のPCゲーミングオーディオを求めるユーザー向けの、有線+Bluetooth接続可能なオールラウンダー。EPOS独自のオーディオ技術により、高水準な音質を実感。音をリアルに聞き取れるので瞬時の反応も可能だ。

▲「オーディオミキシング機能」によりアナログ接続とBluetoothの無線接続を同時に行え、友達と電話で話しながらゲームもできる

 

【VR/AR関連はゲーム以外での用途に注目!】

折原さんは「VR/ARに注目したのがNreal Airと出合ったから。これはモニターとして活用でき、未来を感じました」と話す。ゲームを楽しめるMeta Quest 2と需要が2分化するのでは、と今後を予測する。

 

■ユーザー次第で自由にARの世界が広がる

Nreal
「Nreal Air」(4万5980円)

最先端技術が集約されたポケットサイズのARグラス。スマホの画面をミラーリングして巨大スクリーンで映画を楽しんだり、現実空間上に3D映像を映し出して複合現実を創出するなど、ふたつのモードを楽しめる。

 

■今まで体験したことのないVRの世界へ誘う

Meta
「Meta Quest 2」(128GB:5万9400円、 256GB:7万4400円 ※ヘッドセット1個、コントローラー2個を含む)

日本では250以上のゲームタイトルが展開されていて、ゲームはもちろん、エクササイズで汗を流したり、映画を観たり、ソーシャルや学習で利用するなど、あらゆる用途で活躍するオールインワン型ヘッドセット。

>> 特集【令和の新殿堂入り傑作モノ】

※2022年10月6日発売「GoodsPress」11月号32-33ページの記事をもとに構成しています

< 取材・文/黒川秀紀>

 

【関連記事】

◆リフレッシュレートは144Hz!ASUSからゲーミング仕様のChromebook登場
◆「仕事用ゲーミングチェア」=高い機能性×ワークスペースに合うデザイン
◆もはやPC顔負け。ゲーミングスマホASUS「ROG Phone 6/6 Pro」の実力がヤバすぎる

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする