■遊びも音楽も1台でOK!エンタメ系スマホが続々登場
各メーカーが開発する独自の機能は、カメラ性能やエンタメ性能の向上に関するものだという。ソニーのハイエンドスマホ、Xperia 1 IVは、ゲーム用のギアを取り付けてエンタメ性能を高めている注目モデルだ。
井上さんは「Xperia Streamは、スマホに給電するだけではなく、送風機能でスマホを冷却したり、さらに配信をアシストする機能を備え、1台でゲーム関連のさまざまな用途に対応できます。またHTCのDesire 22 proは、VRグラスに最適化されているスマホ。それでいながら、おサイフケータイといった日本向け仕様にも対応するなど、使い勝手も考えられているんです」と話す。
一方カメラ機能といえば、シャープのAQUOS R7が尖った機能を持っている。
「ライカとのコラボによる1インチセンサーとSUMMICRONレンズの組み合わせが秀逸です。8K撮影にも対応ができるほか、オートフォーカスの速度が前モデルに比べて約2倍に改善。圧倒的なカメラ性能を誇るモデルになっています」
ほかにも音声認識機能がさらに向上しているPixel 7などもあり、自分がどんな機能が欲しいかを明確にすれば、答えはおのずと見えてきそうだ。
■プレイ&配信が快適にできるゲーミングギアとスマホが登場!
Xperia Streamはグリップしやすいだけではなく、給電しながらLANやHDMIケーブルを接続できる優れたギアです(井上さん)
ソニー
「Xperia 1 IV Gaming Edition」(実勢価格:19万円前後)
スマホでもゲームをしたいという、スマホに最高クラスの性能を求める人のために登場した最新モデル。「Xperia 1 IV」と、それに取り付ける専用のゲーミングギア「Xperia Stream for Xperia 1 IV」で、ゲームに対しての性能を最大に引き出す。
■Music Proの使用でプロレベルの音楽体験を
Music Proは月額の料金が発生しますが、録音やノイズ除去、音の種類ごとの調整など本格的な音作りができます(井上さん)
ソニー
「Xperia 5 IV」(実勢価格:6万8000円前後)
Xperia 1シリーズに次ぐプレミアムスマートフォン。新搭載の「Music Pro」を利用すれば、スマホ自体をマイクとして使用可能。まるでスタジオで採録したようなプロレベルの録音ができる。
■4年ぶりの登場でVRグラスへの連携も進化
機能は前衛的ですが、防水防塵、おサイフケータイなどの日本向け仕様をしっかりサポートしていることは見逃せません(井上さん)
HTC
「Desire 22 pro」(6万4900円)
HTCから約4年ぶりに日本で発売される新機種。VRヘッドセットの老舗らしく、VRグラスの「VIVE Flow」に最適化されており、ワイヤレス接続やMiracastでの投影もサポートしている。
■各種の“最高”を組み合わせたまさに高性能の塊!
画面内指紋センサーが3D超音波指紋センサーに進化。認識範囲が広くなり、使い勝手が向上しています(井上さん)
SHARP
「AQUOS R7」(実勢価格:19万円前後)
放熱性を考慮したアルミサイドフレームに、1〜240Hzのディスプレイ、さらにはフラグシップ向けのチップセット、Snapdragon 8 Gen 1を搭載。さらにライカとのコラボによるカメラを採用した、カメラ好きにはたまらない1台。
■音声認識機能が大幅アップデート
Google
「Google Pixel 7 Pro」(実勢価格:12万4300円前後)
「Google Pixel 7」(実勢価格:8万2500円前後)
今年大注目の端末のひとつ。「独自チップの次世代版Tensorを搭載し、オンデバイスAIを活用した機能が強化。 従来機種では文字起こし機能などが高評価でした」
※2022年10月6日発売「GoodsPress」11月号34-37ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/今 雄飛(ミラソル・デポルテ)>
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