【令和の新殿堂入り傑作モノ】
時短調理のイメージが強い自動調理鍋や電気圧力鍋だが、最近は味や食感にこだわったものが増えてきた。手軽さだけではない本格派の魅力を備えたモデルこそ、高い満足度が得られるだろう。
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自動調理鍋や電気圧力釜は、放ったらかしで煮込み料理を作れることで、ここ数年で一気に人気が高まった。当初は時短や手間いらずといった特徴が目を引いたが、最近登場したモデルは味にもしっかりこだわっているものが多い。満足度の高いモデルを選ぶなら「時短だけでなく本格調理機能を搭載していること」が大切だと、家電ライフスタイルプロデューサーの神原サリーさんは話す。
「お任せで手離れがいいことは当然大切なのですが、やはりおいしく作れることが重要。そのために、独自の機能を搭載したモデルが増えています。味がしみ込みやすいかき混ぜ機能や細かな圧力調整などは、その代表的な技術といえるでしょう」
また、自動メニューが充実しているかも選択の重要なポイント。いつものメニューだけでなく、新たな料理にもチャレンジしやすく、レパートリーを増やすことにつながる。
「こうした面でもシャープの『ヘルシオ ホットクック』は、先駆モデルらしくしっかり考えられています。元々の内蔵メニューに加えて、本体単体でもスマホとの連動でも新しいメニューを追加でき、多彩な料理が作れます」
放ったらかしの手軽さは当たり前で、味に満足し、幅広い調理を楽しめる。最新の自動調理鍋や電気圧力鍋は、これくらいワガママに考えてもいいほど進化しているのだ。
家電ライフスタイルプロデューサー 神原サリーさん
出版社や新聞社に勤務後、フリーランスとして独立。幅広いテーマを取材、執筆する中で家電分野に興味を持つ。家電をスペックや数字だけでなく、暮らしの中でどう役立てるかを提案するプロフェッショナル
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