クルマ選びの新基準!? キーワードは「アクティブセーフティ」【令和の新殿堂入り傑作モノ】

【主なアクティブセーフティの機能・システム】

■衝突軽減ブレーキ(プリクラッシュセーフティ)

車内のカメラでドライバーをモニタリングし、居眠りや急病などで運転の継続が困難になった場合、自動でクルマを減速・停止させるシステム。オペレーターに自動接続し、応答がない場合は救急や警察への連絡を行うタイプもある。

 

■ドライバー異常時対応システム

カメラやレーダーで前走車や歩行者を検知し、衝突の恐れが生じた際に、回避または被害を軽減するシステム。音やメーターの表示で注意喚起し、さらに衝突の可能性が高まった場合はブレーキをかけて速度を落とし、回避・被害の軽減を行う。

 

■アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)

前走車との車間距離や速度差を測定し、設定した速度内で自動で加減速を行う。走行中だけでなく、渋滞時など前走車の停止・発進に合わせて追従するタイプも多い。

 

■誤発進抑制機能

障害物があるにも関わらず、ペダルの踏み間違いなどでアクセルを強く踏み込んでしまった際に、急発進を抑制する機能。前方だけでなく後方発進時に対応するものもある。

 

■路外逸脱抑制機能

車線またぎなどの車線逸脱をステアリングの振動や警告、ステアリング操作によって回避する。車線の中央付近を維持する車線維持支援機能も似たようなシステムのひとつ。

 

■「ProPILOT 2.0」ならハンズオフも可能!

アクティブセーフティ技術を応用し、日産がアリアに搭載している「ProPILOT 2.0」は、7つのカメラ、5つのレーダー、そして12個のソナーで360度センシング。道路の白線や標識周囲の車両を検知し、高速道路などの一部区間・条件を満たした場合にハンズオフが可能となっている(ProPILOT 2.0のみ)。

また前走車との距離が近くなると「追い越しましょうか?」との提案が入り、ハンドルに手を添えてスイッチを押すと車線変更するなど、近未来感あふれるドライブも楽しめる。さらにナビと連動しているため、ジャンクションなど分岐時の走行もサポート。ICの入口から出口までは、ほぼ自動に近い運転感覚が味わえる。

前走車との速度差がある場合、メーター内に追い越しを提案する表示が出され、スイッチを押すとスムーズに車線変更する。

車内カメラでドライバーの状況をモニタリングし、居眠り運転時に音や表示で警告、緊急停止、救援要請まで行う。

専用キーで前・後の遠隔操作ボタンを使えば、車外からでもクルマを動かせる。駐車スペースが狭い所での乗り降りに便利。

 

■主な「ProPILOT」搭載車

「ProPILOT 2.0」

▼アリア

「ProPIROT」

▼サクラ

▼リーフ

▼キックス

▼ノート

▼ルークス

▼セレナ

 

【次ページ】安心・安全の国産モデルをセレクト!

この記事のタイトルとURLをコピーする