【冬の最優秀ベストバリューモノ】
寒さが増すと外に出るのが億劫になり、活動量が落ちてしまう。それが俗にいう“冬太り”の一因だ。しかし、実は冬場のほうがカラダの代謝は上がっている。そう、冬こそカラダづくりのチャンスなのだ。
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もうすぐ年末年始という、普段より少し贅沢な食事や飲み会が増える季節。寒さのせいで運動不足になりがちで、体重が増えやすい危険な時期だともいえる。また、ここ数年の在宅ワークの増加で、すっかりカラダが緩んでしまったという人も多い。
そんな人はまず、ウォーキングやジョギングなど、屋外で行う運動がおすすめだ。寒さを感じながらカラダを動かすと、カラダが体温を上げるためにカロリー消費を増やすので効率的。
その際のウエアは、防寒と通気性を両立させたものを選びたい。最初は寒くても、時間が経つにつれて体温が上がり、汗をかく。その状態で長時間過ごすと冷えてしまうので、汗を衣服外に蒸発させる機能性素材で作られたものが適している。
シューズはクッション性があり、グリップがしっかりしたものを選ぼう。
「でも、寒いから外で運動は…」というなら、快適環境でカラダを動かせるジムで、主に腰から下の大きな筋肉を動かすトレーニングをすると、代謝が上がりやすく筋肉量も増えやすい。そんなトレーニングに、吸汗発散性が高いウエアやグリップ力が高いシューズは使えるのだ。
ライター 松尾直俊
モノ全般に幅広い知識があるライター。フィットネス雑誌やWeb、健康モノに関しても多数記事を書き、さまざまなスポーツ経験を持っている。そのため、トレーニングやスポーツギアに関しても詳しい