■過酷なシーンでも役立つアイテムを持っていきます
ハンズ トラベルグッズ担当バイヤー 佐藤宏樹さん
「スーツケースの伝道師」として旅道具大賞を主催するなど、トラベル用品全般の情報発信を行う。自身も大の旅好き。レイン用品の担当バイヤーとしても活躍する
ソロキャンプ、さらには無計画な一人旅を趣味とする佐藤さん。そんな旅には、過酷なシーンでも役立つアイテムを持ち歩くそう。
「旅先でモノが足りなくて困るくらいなら、事前にいろいろと持っていきます。キャリーバッグをコレクションしているので、旅のテーマによって変えて楽しんでいます」
▼急な雨から自分も荷物もしっかり守る
リュックの上からはおれるレインコートです。メーカーに依頼して、視認性抜群のリフレクターの総柄プリントを施してもらいました。暗闇で車のライトに反射して光ります(佐藤さん)
KiU×ハンズ
「リフレクターレインポンチョ」
裏側にはTPUラミネートを施し、耐水圧は10,000mmH2O。自転車旅はもちろん、野外フェスなど、さまざまなシーンで大活躍だ。
▼見返せば各地の思い出がぎっしり
スーツケースの伝道師としてSNSをアップしているので、旅先での気付きやネタをメモしています。牛皮カバーは使うほどに味が出てお気に入りです。ベルトはカバーに合わせた手作りです(佐藤さん)
ミドリ
「トラベラーズノート」
手に携えて持ち歩くのにちょうど良いサイズのノートで、小さなマップやチケットが挟み込める。
▼アクティブ旅で役立つ2WAYキャリーケース
平坦な道はキャリーとして、砂利道では背負い、疲れた帰り道はまた転がして…と2WAYで使えて2万円台というコスパの良さ。容量43Lでマチが広がるので、たっぷり入ります(佐藤さん)
ソロツーリスト
「アブロードキャリー 43」
荷物が偏らない構造で、重さを感じにくくなっている。背負った際にキャスターが腰に当たるのを防ぐカバー付き。
■収納力やサイズを重視しています
カメラマン 吉岡大地さん
株式会社ピックアパートメント代表。大阪を拠点に置きつつ、全国各地で広告、雑誌、ライブ、動画など多岐に渡る撮影を行なっている
仕事柄、移動が多い吉岡さんは、荷造りもシンプル。
「機材は別として、基本的に移動はリュックひとつです。なので、モノ選びは収納力の高さやコンパクトさを重視しています。プライベートで行くカメラ旅では、仕事とは違うカメラに持ち替えて、街並みや風景を撮影して楽しんでいます」
▼オシャレにカメラアイテムをたっぷり収納
仕事で使おうと購入しましたが、収納力があって便利なのでプライベートでも大活躍。左右の腰ポケットにレンズクッションが入っていて、雑に入れても守られるので安心です(笑)(吉岡さん)
ハクバ
「GW-PRO RED カメラマンベスト」
ストロボやミニ三脚も入るポケットを多数装備。A4サイズが入る背面ポケットには、タブレットも収納可能だ。
▼旅の風景を鮮やかに残す趣味カメラ
ライカはデジタルレンジファインダーカメラで、3年ほど愛用しています。じっくりと趣味で撮影するときに最適。DJIは、旅行中の風景を動画で撮りたいときに使っています(吉岡さん)
ライカカメラ
「ライカ M-E」
DJI
「DJI OSMO POCKET」
機能をシンプルに絞り、デザインも含めてライカらしさを追求したシリーズ。価格が他と比べて抑えられている。
▼新幹線移動で大活躍するノイズキャンセリング
移動時間が長いので、最大35時間連続で使えるのはすごく助かっています。新幹線の中でも騒音を気にせずに高音質で音を楽しめて、8000円を切るというのは良い買い物でした(吉岡さん)
アンカー
「Soundcore Life A2 NC」
ノイズキャンセリングは3つのモードから選べる。外音取り込み機能もあり、移動中に付けていても安心だ。
■カバーやケースは厳選しています
浪費家/エディター/ライター 岡本546さん
アウトドアファッション誌、モノ誌の編集を経て独立。編集者として活動する傍ら、フリーランスの浪費家と名乗り散財を惜しまない
アウトドアやキャンプに関する仕事が多い岡本さんの移動手段は、大半が車。だから荷物は増える一方だという。
「車に詰めるので、増えたり重くなる分には問題なし。モノ選びで重視しているのは保護性能の高さです。大切なモノたちが壊れないように、カバーやケースなどは厳選しています」
▼アウトドア時は仕事道具をしっかり保護!
15インチのMacBookとiPadが一緒に入るので、正直重い(笑)でも中にクッションパッドが入って衝撃に強いので、遠出の際には必須です。3万円程で安心感も一緒にゲット(岡本さん)
エヌ.ハリウッド×ポーター
「PCケース」
人気ブランドのコラボシリーズ商品。機能性の高さだけでなく、オシャレな表地のミリタリー素材にも注目したい。
▼ポーチ男子によるアウトドア向け2選
ポーチが大好きで、いつもいろいろと持ち歩いています。アイウエアケースは保護性が高く、小物入れとして5つ程持っています。アルミケースはどんな旅にも耐えられるハードさです(岡本さん)
イギリス軍
「アイウェアケース」
パピエラボ
「アルミケース」
アイウエアケースは1000〜2000円と比較的お手頃。アルミケースは指輪をしまうのに10年ほど愛用している。
▼フィルムならではの手間暇が愛おしい
中古価格が年々高騰している人気機種。何ものにも変え難い写真が撮れるのが魅力です。わずらわしい数値合わせは不要。現像を待つ時間も旅の余韻に浸れて、また楽しいんですよね(岡本さん)
京セラ・コンタックス
「CONTAX T3」
チタン製のボディにそろえて、ハンドグレイのカラビナとマウンテンリサーチのチェーンでコーディネート。
※2022年11月5日発売「GoodsPress」12月号64-65ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/竹林佑子 写真/辻嵩裕>
【関連記事】
◆大きめ&機能的な黒リュックで旅行やフェスに出かけてみない?もちろん普段使いにもバッチリです
◆バスキア作品が描かれたサムソナイトのスーツケースでワクワクな旅行に出かけよう!
◆開口部がバカッと開く!30Lの大容量バッグは旅行やアウトドアにピッタリ!
- 1
- 2