進化を続ける最新ドラレコ5選【CGPカー用品大賞2022】

2. 「スマートフォン連動駐車監視機能」で駐車中の異常を通知!

【受賞POINT】
ドラレコを車上荒らしや車両盗難対策のセキュリティシステムとして活用したい人にはベストな選択。記録映像もきわめて鮮明だ

ユピテル
「ZQ-40sim」(実勢価格:7万5900円前後)

近ごろ人気を集める360度カメラ+リヤカメラ搭載モデル。事故の状況記録だけでなく、話題のあおり運転にも対応する。

このモデルで特に心強いのが、「スマホ連動駐車監視機能」の搭載だ。本体には無線LANとBluetoothのふたつの通信機能、マルチバッテリーを搭載し、通信圏内ならば駐車中でもスマホと常に無線接続が行える。

そのため振動や動体を検知するとプッシュ通知が届き、カメラが捉えた映像で詳細な様子をスマホの画面で確認できる。さらに、アプリ操作で画面を点滅させたり、ブザー音を鳴らしたりして不審者への威嚇も可能。同時に映像データをスマホにも自動保存する。自宅や職場の駐車場が隣接しているものの死角になる、といった場合には大いに役立つだろう。

センサーには高感度で定評のあるSTARVISを採用し、明暗差を自動補正するHDRも装備しているなど、ドラレコとしての信頼性も高い。

▲背面には2.4インチディスプレイを搭載。カメラは500万画素センサーで、画角は水平360度、垂直240度

 

▼通報機能付きで防犯効果が高い!

▲駐車監視中に動体や振動を検知すると、本体のマイクロSDカードだけでなく、接続したスマホにも映像を記録する

 

▼遠隔でも威嚇ブザーを発令できて安心

▲専用スマホアプリは扱いやすいうえに多機能。左は映像表示の切替選択で、右はワイヤレス操作による威嚇ブザー音の再生

▲カメラが捉えている映像を手元のスマホで見られる。警報通知が届いた際に離れた場所から詳細に状況を確認できて安心だ。2分割画面、360度画面の切替えも可能

▲エンジンOFFにすると走行中に充電されたマルチバッテリーから電源供給を行い、駐車監視ができる。バッテリーが上がる心配がない

 

3. 夜間の低照度下でもノイズの少ない映像を記録できる

【受賞POINT】
夜間ドライブが多いのならば、このモデル一択といっていいほど暗所での映像記録性能に優れる。明るさや色合いの再現性は抜群だ

コムテック
「HDR801」(実勢価格:5万8080円前後)

▲フロントカメラを搭載した本体とリヤカメラユニットの2ピース構成。車両前後の状況をフルHD画質で記録する

コムテックの2カメラドラレコの最新にして最上級モデルが「HDR801」。最大の特徴は圧倒的に夜間の記録映像が美しいこと。同社が業務提携を行うマクセルの映像処理技術“アクセンチュアライザー”をベースに開発した映像補正技術“リコライズ”を搭載し、人の感覚に合わせた見やすい映像に仕上げられている。

従来からの「HDR」が明るさ軸を補正するのに対し、リコライズは鮮やかさと精細さを同時に補正。オムニビジョン社のPureCel Plus-S技術搭載センサーにより、低照度下でのノイズもしっかり抑える。明るいだけでなく色合いがリアルで、白飛びや黒つぶれが起こらない。この機能を目当てに購入しても間違いはないだろう。

ガラス直付けで操作性もなかなか。オプションのコードを接続すれば、最大24時間の駐車監視が行える。

▲クルマに合わせてカメラを最適な角度に調整できる。操作キーが大きく、クリック感もあって扱いやすい

 

▼暗がりでも明るく鮮明に撮れる

▲夜間/フロント:照明の色や周囲の車両のカラーもリアルに再現されている

▲夜間/リヤ:プライバシーガラスを介していても十分な明るさ。色の再現も忠実だ

▲電源ケーブル、リアカメラケーブルは本体の右上にまとめられて配線スッキリ

▲Windows PC向けビューワーソフトを用意。前後カメラの映像とともに車両走行情報を表示する

▲背面の2.4インチディスプレイには設定メニューや記録映像を大きくわかりやすく表示。説明書を見なくても簡単に扱える

 

【次ページ】ミラー型モデルや360度鮮明に録画できるモデルもご紹介

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