【PC・デジタル家電部門 スマホ&タブレット総合大賞】
■プロフェッショナルを支える最強のモバイル端末
前モデルからの仕様変化だけを見れば堅実なマイナーアップデートですが、総合力を考えればiPadシリーズとしてひとつの到達点を迎えたと思える一台。iPadOS 16が、ついに外部モニターへの拡張表示に対応したタイミングも重なり、M2チップの高いパフォーマスを惜しみなく発揮しやすい環境が整ったことも見逃せません
アップル
「iPad Pro(12.9インチ)」(17万2800円〜)
【POINT 1】M2チップ搭載でハイエンドPC並みのパワーを獲得!
「MacBook Pro」や「Air」の上位モデルと同じくM2チップを搭載。従来のM1チップと比べてCPUは最大15%、GPUは最大35%高速化。Neural Engineの演算数は40%、そしてメモリ帯域幅は50%増えた。
【POINT 2】Apple Pencilとの連携が強化されて使いやすさがアップ!
「Apple Pencil(第2世代)」のペン先を近づければ、マークをつける前にタッチ位置のプレビューが表示される。これをポイント体験と呼ぶ。検知範囲は最大で12mm上まで。また、スクリブルではテキストフィールドの拡大も可能だ。
【POINT 3】対応アプリ導入で高解像なProRes撮影ができる!
背面カメラはProResビデオの撮影に対応。なおProRes(プロレズ)とは、Appleが開発した動画編集時に適する中間コーデックのこと。これによって「iPad Pro」で本格的な映像の撮影、編集、公開まで行えるようになった。
【POINT 4】iPad Proのポテンシャルを引き出す「iPadOS 16」が優秀すぎ!
「iPadOS 16」には、限られた画面領域でもマルチタスクを行いやすくする「ステージマネージャ」機能を追加。M2チップ搭載のiPad Proでは、外部モニターを接続して作業領域を拡張できるようになった。同時に複数のアプリウィンドウを開き、マルチタスクが行える。
<取材・文/井上晃 撮影/湯浅立志(Y2)>
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