【PC・デジタル家電部門 スマートウォッチ】
【大賞】
1. 3週間以上も電池が持って4万円強で買えるってマジ!?
しっかり“スマート”なのに、標準使用で最大24日間、省電力モードで最大45日間というスタミナは驚異的。GPSを有効にしても、モードによっては50時間以上使え、1泊2日の登山などにも対応します。なにより価格が手頃です
Amazfit
「Amazfit T-Rex 2」(実勢価格:4万3780円前後)
中国Zepp Health社「Amazfit(アマズフィット)」ブランドのアウトドア向け「T-Rex」シリーズから2022年6月に発売されたモデル。一部機能を除き、Android/iOSに対応。ディスプレイは1.39インチで、AMOLEDを採用している。MIL規格の15項目に準拠。“デュアルバンド位置測位システム”により、同時にふたつの衛星電波を利用できる。
【トレンド賞】
2. バッテリー持ちとタフネス特化で従来モデルとは異なる体験ができる
使い勝手を維持しつつ、アウトドアに最適化されたモデル。従来モデルで挙動やバッテリー持ちが安定しなかった場面でも、活躍が期待できます。一方、ケースにエッジができたため、意図せぬ接触には注意が必要
Apple
「Apple Watch Ultra」(実勢価格:12万4800円前後)
2022年9月に発売されたApple Watchシリーズ初のアウトドア向けモデル。ケースサイズは49mmで、動作可能温度は-20〜55℃。バッテリー持ちは最大約36時間。必要な機能にすばやくアクセスできるアクションボタンが新設された。カジュアルダイビングでも使える耐水性能も備えている。
【Wear OS賞】
3. 従来機から順当進化を遂げた堅実なWear OS搭載モデル
同シリーズは「体組成」を測定できるのがユニーク。新モデルは高速充電にも対応し、使い勝手が良くなっています。なお、上位の「Pro」モデルは、やや大型でチタン素材を使用。トラックバック機能にも対応します
サムスン
「Galaxy Watch5」(実勢価格:4万6800円前後)
Wear OS搭載のスマートウォッチ。40mmと44mmの2サイズを展開している。ディスプレイに耐傷性の高いサファイアクリスタルを採用。バッテリー持ちや充電速度が改良されているのもポイントだ。センサーや睡眠トラッキング機能も強化され、時計以上のパフォーマンスを提供する。
【デザイン賞】
4. Fitbitの技術を受け継いだGoogle初のスマートウォッチ
Googleは2021年1月にシェア2位のFitbitを買収。その資産がPixel Watchで生かされています。第1世代ゆえ、電池持ちやサービス面など発展途上な部分も残ってはいますが、2022年を象徴する印象的な一台です
Google
「Pixel Watch」(実勢価格:3万9800円前後〜)
Pixelシリーズ初のウォッチとして2022年10月に発売。丸型・ドーム状のケースを採用し、有機ELディスプレイとベゼルがシームレスにつながっている。物理ボタンを2時位置と3時位置に配置。Fitbit由来のヘルスケア関連機能を備える。Google PayのSuicaにも対応。4G LTE対応モデルも選択できる。
【先進技術賞】
5. ランナー向け人気シリーズがタッチ対応になった
“スマート”ウォッチというより“ランニング”ウォッチという印象があったガーミンですが、同機はタッチ操作対応により使い勝手が向上。一気に持ち前の機能を生かしやすくなりました。日常とスポーツシーンを繋げる一台です
ガーミン
「Forerunner 955 Dual Power」(実勢価格:8万4800円前後)
ランニングGPSウォッチの最上位モデルとして、2022年6月に登場。ディスプレイがタッチ操作に対応し、スムーズに地図や情報を確認できるようになった。文字盤のベゼルに備わったソーラーパネルで充電しながら使えば、スマートウォッチモードで約20日間、GPSモードで約49時間稼働する。
<取材・文/井上晃>
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