リモートワークや遊びが捗る進化系ノートPC 5選【GoodsPress AWARD 2022】

【PC・デジタル家電部門 ノートPC】

【大賞】

1. 軽快なモバイルノートこそ細部のこだわりが大事

小型で軽量ながら、フルピッチのキーボードを搭載。映像出力ではUSBやHDMIもカバー。モバイル通信も使え、デザインも良い。通勤・通学とリモートが混在する時代にぴったりな一台でしょう

VAIO
「VAIO SX12」(実勢価格:16万9800円〜)

2021年秋にフルモデルチェンジしたモデルで、'22年7月には第12世代インテルCoreプロセッサー搭載の「VJS125」シリーズが発売された。5G対応モデルが選択可能。12.5インチモデルでは、約899g〜という軽さが際立ちつつ、約26時間のバッテリー駆動時間も実現している。

▲電源ボタン一体型の指紋センサーを搭載。顔認証機能やオートロック機能も備えている

▲標準モデルが搭載する上位プロセッサーのCore i7-1260Pは、従来モデル(VJS124)のCore i7-1195G7と比べて151%高速化

▲標準モデルのカラーはファインブラック、ブライトシルバー、アーバンブロンズ、ファインホワイト、ローズゴールドの5色

 

【風雲児賞】

2. 長く愛されたデザインを約14年半ぶりに刷新

MagSafe端子の搭載や画面のノッチ、4つのスピーカーなど、機能面でも意欲的な改良が目立ちます。物価高の影響を大きく受けている時世に、良いタイミングで付加価値を上げてきた一台だといえます。廉価機と上位機の間を埋める実用的な選択肢です

Apple
「MacBook Air」(16万4800円〜)

2022年7月に発売された「M2」チップ搭載のMacBook Air。MacBook Proシリーズのように、ノッチやフラット形状が採用された。従来機と比べると、ディズプレイサイズは13.3インチから13.6インチへと微増。「M1」搭載のAirも従来デザインのまま併売中だ。

▲上位のMacBook Proシリーズと同じく、フルハイト(前後の幅が広い)のファンクションキーを搭載。Touch IDも大きくなった

▲充電用ポートには、磁気で本体と固定する「MagSafe」端子を搭載。別売りの67W電源アダプタを用いると、30分で50%充電できる

▲デザイン特許を取得している従来の「ウェッジシェイプ(くさび形)」と称される意匠ではなく、フラットな形状が採用された

 

【モバイル賞】

3. 5Gのミリ波帯にも対応するThinkPad

ARM版Windowsゆえ、アプリによっては挙動に注意が必要なものの、モバイル性能は抜群。主用途がWeb閲覧や書類作成なら心強いモデルです。MILスペック12項目準拠の堅牢性やデジタルウェルネス機能にも注目

レノボ・ジャパン
「ThinkPad X13s Gen 1」(実勢価格:18万4778円〜)

Snapdragon 8cx Gen 3をいち早く搭載した、2022年6月発売の13.3型モバイルノート。5G通信はサブ6とミリ波帯をサポートし、大容量ファイルの転送や高品質なオンライン会議を可能とする。質量は比較的軽量な1.06kg〜。バッテリー駆動時間は最大約31.2時間。

▲内蔵スピーカーはキーボードの左右に配置。主なインターフェースはUSB Type-Cとヘッドホン・マイク端子だ

▲Snapdragon 8cx Gen 3を搭載。起動が素早く、常時接続性やバッテリー持ちに優れている。ただし、ミリ派対応モデルは36万円超え

 

【トレンド賞】

4. クラウドゲーミングを意識したChromebookの新しい方向性

GeForce NOWやXbox Cloud Gamingといったクラウドゲームサービスの利用が前提。日本の提供状況だとリフレッシュレートの高さは生かしにくいものの、カジュアルに遊びたい層には10万円を切る価格は魅力

ASUS
「ASUS Chromebook Vibe CX55 Flip(CX5501)」(実勢価格:8万9800円〜)

2022年10月に発売された15.6インチのゲーミングChromebook。リフレッシュレート144Hzをサポートするディスプレイを搭載。チップセットは第11世代のCore i3とCore i5の2種類を選択できる。WASDキーは、縁がオレンジ色に塗られており、誤入力を防止するアンチゴースト機能を備えている。

▲インターフェースにはUSBType-C(USB3.2 Gen2x2)やType-A(USB3.2)、microSD、HDMI、オーディオジャックを搭載

 

【コスパ賞】

5. 爽やかな意匠でカジュアルゲーマーに訴求

一時期はAMD版のモデレートモデルが9万円台で入手でき、コストパフォーマンスの高さが際立っていました。現在は完売御礼となっていますが、最小構成は14万円台〜で、その他モデルもバランスが良く魅力は健在です

日本HP
「Victus16」(実勢価格:14万4800円〜)

カジュアルゲーマーやPCゲーム初心者をターゲットにしているブランド。16.1型の「Victus 16」は、2021年から'22年にかけて発売された。Intel版とAMD版を展開し、どちらもリフレッシュレートは144Hz。2022年8月には15.6型の「Victus 15」(実勢価格:12万5820円〜)も発売された。

▲セラミックホワイトのボディは、ゲーミングノートPCらしからぬ明るく爽やかな印象。天面は「V」のロゴ付き

▲テンキー付きのキーボードを搭載。ポート類は豊富で、有線LANやHDMIも搭載している

>> 特集【GoodsPress AWARD 2022】

<取材・文/井上晃>

 

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