評論家&ライターがクオリティに唸ったデジタルガジェット6選【GoodsPress AWARD 2022】

【GoodsPress AWARD 2022】

機能、デザインはもちろん、革新性、コストパフォーマンスなど、さまざまなアプローチで我々を刺激したアイテムを表彰する年末恒例「GoodsPress AWARD」。各ジャンルの識者が厳選した“2022年の顔”をぜひチェック。

幅広いジャンルで魅力的な製品が次々に登場した2022年。AV評論家の折原一也氏とITライターの井上晃氏に、デジタルガジェットをノミネートしてもらった。

※2022年12月6日発売「GoodsPress」1・2月合併号32-33ページの記事をもとに構成しています

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昨今注目しているポイントは、スピーカーの復権。外見はクラシカルなのに、その実、最新技術が詰まっているスマートスピーカー化が進んでいるのだ。JBLの「4305P」は、その最たる例だといえよう。一方、テレビにプラスαするだけで手軽に音質アップが図れることで人気だったサウンドバーにも、高級オーディオメーカーなどが続々参入。競争が激化しており、音質も年々進化しているのが面白い。その代表が、B&Wの「Panorama 3」だ。かなりの高額だが、持ち前の音質に加え、臨場感ある立体音響は、サウンドバーとは思えないほどのクオリティ。そして立体音響といえば、アップルの「AirPods Pro」。空間オーディオの可能性への期待を込めて受賞とした。

AVライター 折原一也さん
PC系出版社の編集職を経て独立。オーディオ・ビジュアル専門誌やWeb媒体、商品情報誌などで、トレンド解説や商品レビューなど多彩な記事を執筆している。2009年よりVGP(ビジュアルグランプリ)の審査員も務めている

 

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