【調理家電部門 炊飯器】
【総合大賞】
1. 土鍋炊飯や細かな炊きわけ機能で味も使い勝手も極める!
土鍋の特徴をうまく引き出している印象で、甘さや弾力感、つや、香りがいいご飯を味わえます。おにぎり用に炊いてもおいしいですし、おこげも作れる。操作メニューもわかりやすいです(石井さん)
タイガー
「土鍋圧力IHジャー炊飯器<炊きたて>土鍋ご泡火炊き JPL-S100」(実勢価格:11万5000円前後)
かまど炊きの仕上がりを再現した5.5合炊きの圧力IH炊飯器。蓄熱性の高い内鍋に本体底の遠赤土かまどで熱を伝え、最高温度約280℃の高火力を長く保ち、甘みや粘りのあるご飯に炊き上げる。おひつのように湿度を保つ保温機能も搭載。炊きわけ機能も充実している。
▼「青天の霹靂」が上品な甘みに炊き上がる!
銘柄巧み炊きわけ機能を使って、青森のお米「青天の霹靂」を炊いてみると、シャッキリとした食感になる。適度な甘みを感じられ、粒立ちも良く、特徴をしっかりと引き出せている。
【どこでも最適炊飯賞】
2. 水の硬度に合わせてバランスよく炊き分け
水の硬度に合わせて調節する技術がユニーク。基本的に粒立ちが良く、甘さがある炊き上がりです。味や香りを保つ保温機能も便利です(石井さん)
東芝
「真空圧力IHジャー炊飯器 RC-10ZWT」(実勢価格:12万円前後)
水の硬度に合わせて炊き分ける機能を備えた5.5合炊きモデル。1420Wの大火力と回転を切り替える熱対流で、内釜全体を高温で均一に加熱し、ふっくらと炊き上げる。66銘柄対応の炊き分け機能や5段階の食感炊き分け機能も搭載。
【かまど炊き再現賞】
3. かまど炊きの仕上がりを追求した50周年記念モデル
圧力をかけず、大火力で炊き上げる独自路線を採用。シャッキリとした炊き上がりで、米の銘柄ごとの香りも感じられます(石井さん)
三菱電機
「本炭釜 紬 NJ-BWD10」(実勢価格:12万円前後)
同社のジャー炊飯器50周年記念モデル。かまどご飯を研究し、圧力をかけず高火力で炊き上げる方式を採用。噛みごたえのあるもちっとした甘いご飯が炊ける。50銘柄の炊き分け機能や0.5〜2合向きの少量炊き機能も搭載。5.5合炊き。
【実力派ニューカマー賞】
4. 遠赤外線と高火力IHでうま味を凝縮したご飯に炊き上げ
遠赤外線を利用した独自の加熱方式で、さっぱりした印象のご飯に炊き上げます。カレーや炒飯が好きな人におすすめの機種です(石井さん)
ティファール
「ザ・ライス 遠赤外線 IH炊飯器 5.5合」(実勢価格:6万3000円前後)
蓋から遠赤外線を放出し、米ひと粒ずつに熱を届ける独自方式を採用。高火力IHとの組み合わせで、ハリと甘みがあり、うま味を凝縮したご飯に炊き上げる。白米や玄米など5種の炊飯モードに加えて、寿司めしや冷凍ご飯などに向いたメニューも用意。
【見た目も味も秀逸賞】
5. ふたつの釜で粒立ちのよさと甘みを両立
前モデルから温度制御などが進化。保温機能は非搭載ですが、みずみずしくさっぱりとした、おかずに合わせやすいご飯が炊けます(石井さん)
バルミューダ
「BALMUDA The Gohan K08A」(4万9500円)
蒸気による独自の炊飯方式を採用したモデルの後継機種。内釜と外釜のふたつを用いて、外釜に入れた水を加熱して発生する蒸気の力で炊飯し、シャッキリとしたご飯に炊き上げる。4種の炊飯モードを搭載。3合炊き。
【小さくても万能賞】
6. 小型サイズで5合まで炊けて圧力調理や無水調理にも対応
5合炊きなのにすごくコンパクトなので、置き場所に困りません。ご飯もみずみずしさを感じられるおいしい炊き上がりです(石井さん)
パナソニック
「圧力IHジャー炊飯器 SR-NA102」(実勢価格:4万7000円前後)
同社の3合炊きモデル(SR-JX508)より設置面積が小さいコンパクト設計が特徴。味にもこだわり、高温で米を芯まで糊化して、冷めても硬くなりにくいふっくらご飯に炊き上げる。内釜には熱伝導に優れたダイヤモンド竈(かまど)釜を採用。
<取材・文/高橋智 写真/湯浅立志(Y2)>
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