【理想の仕事基地を作る】
日産とイトーキで共同開発中の「MOOW(ムーウ)」が今年度中の発売を目指すなど、現在パーソナルな空間で仕事をすることを目的とした“インカーワーク”に注目が集まっている。MOOWに加え、手軽にインカーワークを実現するアイテムを紹介!
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オフィス以外で仕事をするノマドワークは、コロナ禍以前から実践する人も多かったが、いま人気なのは愛車やカーシェアなどの車内で仕事をするインカーワーク。自宅では集中できない、リモート会議が家族と重なってしまうなど、その理由はさまざまだが、パーソナルな空間で仕事できるのが最大のメリットだ。
日産はイトーキと共同でオフィスカー「MOOW」を開発しており、今年度中の発売を目指している。こういったオフィスカーを活用すればいつでもどこでも仕事ができる状況になり、生産性も大幅に高まるはず。
とはいえそのためにクルマを買うのはなかなかハードルが高いもの。そんな時はお手軽系アイテムを利用したい。インカーワークでポイントになるのは、PCテーブル、通信、電源の3点。ハンドルや運転席の背もたれに取り付けるテーブルがあれば安定して作業でき、車載用Wi-Fiを活用すればリモート会議なども問題なし。電源はポータブル電源やシガーソケットに接続するインバーターやUSBチャージャーがあれば万全だ。クルマなので移動も自由で音楽や動画なども気にせず楽しめるなど、実はインカーワークはいいことだらけ。ぜひ一度試してみてはいかが?
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