【自己防衛グッズを見直そう】
-防犯対策2-
車上荒らしに盗難、煽り運転…。最近増えている車両絡みの犯行から愛車を守れ!
車上荒らしや車体盗難の認知件数は減ってきているとは言うものの、まだ後を絶たないのは事実で、高級車を狙った犯罪が増えている。一方で走行中の煽り運転や駐車して車を離れた時の当て逃げやイタズラをされるケースも聞く。そんな犯行から愛車と身を守ろう。
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最近の車は、最初から高度にデジタル化されたセキュリティシステムを搭載している。また、エンジン回転数や燃料、ブレーキングシステムに運転アシスト、エアコンと、あらゆるものが電子コントロール化されている。それゆえ、昔のように配線をショートさせてエンジンを始動させるような車両持ち去り行為はできなくなってきたが、一方で、リレーアタックのような車の電子化を逆手に取った手法も日々開発されている。
こうした状況に対し、最近ではスマートキーの電波を遮断するケースや、通信機能を有した次世代ドライブレコーダーも発売。特にパイオニア「NP1」には、走行中の録画機能はもちろん、駐車場での衝撃感知をスマホに通知して映像を送る機能や、持ち去られても位置情報を知らせる機能など、セキュリティ機能が充実していて心強い。
最後にドライバー側の心がけとして、外出先では次のような場所に駐車しよう。
●照明があり深夜でも明るい
●見通しが良く死角がない
●駐車場内に防犯カメラがある
全部の条件が揃っているのは難しいかもしれないが、犯罪を行う人間は、人の目に晒されることを嫌うので、目立つ場所のほうがイタズラや盗難に遭う確率が低くなるのだ。
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