大型バイクでは「Z900RS」、小型のレジャーバイクでもホンダの「モンキー125」「CT125・ハンターカブ」など、近年は過去の名車を現代の技術で復刻したバイクが人気を集めています。懐かしさや温かみを感じさせるルックスと、現代的な性能や乗りやすさを両立していることが人気のポイントですが、「それなら、あのバイクも…」と期待してしまうのがバイクファン。今後、復刻してほしいモデルや、今の技術で作ったら人気が出そうなバイクについて妄想を膨らませてみました。
1. マジックナンバーで復活してほしいカワサキの「GPZ900R」
復刻バイクとして最も成功しているといえるのが、かつての「Z1」「Z2」のスタイルを復活させたカワサキの「Z900RS」。エンジンは水冷でリアサスペンションも1本タイプと、基本設計はかなり異なるのですが、見た者は誰もが「Z1」を思い出してしまうというデザインの妙技が光ります。
そして900ccの水冷4気筒エンジンというと、期待せずにはいられないのが“ニンジャ”の名前を世に広めた「GPZ900R」。クラシカルな「Z1」のスタイルよりも現代的なデザインなので、復活も容易なのでは!? と期待してしまいます。
実は900という排気量は、カワサキファンの間では「マジックナンバー」と呼ばれています。そのきっかけは「Z1」の世界的な成功であり、決定づけたのは「GPZ900R」でした。「Z900RS」の人気ぶりで、やはりこの数字がマジックナンバーであることを証明した今こそ、復活の好機だと期待してしまいます。
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