1. 豊富なポケットとビズシーンで使える機能性を完備
グレゴリー
「カバートミッションデイ」(3万800円)
“ビジネスバッグに見えないビジネスバッグ”をコンセプトに展開されるのが、GREGORY(グレゴリー)のカバート・クラシックシリーズです。こちらのカバートミッションデイは、カジュアルな外観からは想像がつかないほど、ビズシーンでの有用性が高い機能を搭載したデイパック。
豊富なポケットにより実現された充実のオーガナイザー機能が魅力です。また、収納に困るノートPCなどのケーブル類が収まり、着脱自在なジップ付きのマルチケースも付属。
豊富と述べた収納ポケットは外装に5つ、内装に5つの計10カ所と十分すぎるほど。また、15.5インチまでのノートパソコンが収納可能な専用コンパートメントには、タブレット用のスリーブまでも完備。ここには止水ジップが採用されており、旧バージョンより使い勝手が向上。
さらにはユーザーからの要望が多かったスマートスリーブ機能を追加。ラゲージのハンドル部にバッグが装着できるので、出張や旅行の移動時だってラクラクです。
サイズ(約):H43×W28×D18cm 容量:22L
>> GREGORY
2. タフさと洗練さ、そしてアナログとデジナルのハイブリッドトート
トゥミ
ALPHA BRAVO「リエイゾン」トート(9万4600円)
ここからは、バックパックよりもカジュアル度は抑えめ、ビズシーンへの親和性も高いトートバッグをご覧いただきます。まずはカジュアルで機能性に優れたビジネスバッグの先駆者的ブランド、TUMI(トゥミ)。
耐久性やモジュール性、サステナビリティに着目した実用的機能を備えたコレクション、ALPHA BRAVOは本体にバリスティックナイロン、アクセントに耐擦傷性のコーティング素材を採用。クラシカルでありながらもタフで洗練されたスタイルが楽しめます。
現代のライフスタイルに合わせて、アナログ書類とデジタル端末をまとめて収納できるハイブリッドな本作。内部にPC収納スペースやパッドで保護されたタブレット用ポケット、外側にスマホなどが簡単に取り出せるクイックアクセスポケットをそれぞれ装備。長めのストラップは手持ちや肩掛けなどシーンに応じて長さを調節できます。
さらにTUMI+(トゥミプラス)の別売りアクセサリーと組み合わせることで、収納スペースを拡張することも可能と、まさに至れり尽くせり。
サイズ(約):H38×W35.5×D8.5cm
>> TUMI
3. 人気モデル「アーマートート」を大容量にアップデート
ブリーフィング
「FREIGHTER ARMOR TOTE」(4万6200円)
お次は、さらに武骨さに拍車を掛けた横型トートバッグ。ブランドはミリタリーギアから着想を得たプロダクトを数多く展開するBRIEFING(ブリーフィング)。
こちらは同ブランドが得意とする古き良きミリタリーテイストに、新たな解釈を加えて現代的にデザインしたフレイターシリーズの一作。根強い人気を誇る「アーマートート」を元に、シンプルな内装で収納スペースを確保することにより大容量を実現。外装はロゴをあえて同色刺繍で表現してシックな顔立ちに。
内装自体は非常にシンプルですが、それでも大きめのジップポケットをひとつ、小さめのオープンポケットを2つ備え、さらに着脱式キーホルダーまで搭載。トートバッグでありながら容量23.6Lと見た目を超える収納力は、実際に使うと驚かされるはず。
また、外装においても収納は重要です。フロントとサイドのアウトポケットを充実させることによって、ドリンクボトル、折りたたみ傘など、使用頻度の高いアイテムを迷いなく取り出せます。
サイズ(約):H32×W41×D20cm 容量:23.6L
>> BRIEFING
4. タブレットもノートPCもB4ファイルも余裕で入る収納力
エース
「デュラテクト2 ブリーフケース B4/15.6インチ」(5万8300円)
ここまではビズシーンのみならず日常使いも可能なモデルが続きましたが、お次はビズスタイルに欠かせないビジネスバッグを2連続でお届け。ひとつ目は全ての移動を旅と捉え、その旅を快適にする最適なカタチを提供するブランド、ace.(エース)。
中身を保護する立体的なフォルムと耐久性に定評のあるDURATECT 2(デュラテクト2)シリーズのブリーフケースは耐久性に優れたコーデュラナイロンを本体に採用。B4ファイルも収納可能で、通勤~出張まで対応します。
内装は荷物の仕分け収納がしやすい2気室タイプになっています。10.1インチのタブレット端末と15.6インチのノートPCが同時に収納出来るだけでなく、スマホなどの小物雑貨類にもってこいの内装ポケットや、ペットボトルや折りたたみ傘など表面が濡れたモノを収めるのに重宝するボトルホルダーも完備。
また、出張先などで荷物が増えてしまった際には、エキスパンダブル機能を活用するのがオススメ。荷物の量に応じてマチ幅を広げることで簡単に容量拡張が可能です。
サイズ(約):H31×W41×D18cm 容量:21L
>> ace.
5. 雰囲気抜群、自立もする機能的レザーブリーフケース
ポーター
「ポーター ソート ブリーフケース(L)」(9万3500円)
最後は日本を代表するラゲッジブランド、ポーター(PORTER)。中でも機能的なポケットを備え、シンプルに仕上げられたレザービジネスシリーズ、ソート(SORT)のブリーフケースです。
素材はキメ細かい質感が特徴の牛ステア。セミアニリン仕上げを施した透明感のある表面はハリがあり、使い込むことでツヤが増して味わい深く育っていきます。ハンドルは手当たりが良く握りやすい平手タイプを採用。底鋲のおかげで床に直接置いた際にも汚れにくく、自立もします。
ではここで、実際に荷物を収納する内装部分もチェックしておきましょう。ボディ前後に収納部をあしらい、中央に設けられたあおりポケットは雑誌や書類などを収納するのに有用。背面にはあおりポケットもあり、収納力は十分!
日本人のライフスタイルを熟知した吉田カバンのブランドだけあって、扱いやすさは随一といえるでしょう。カラーはジャケットやスーツスタイルに合わせやすく、汚れも目立ちにくいブラックとネイビーの2色をラインナップ。
サイズ(約):H31×W42×D11cm
>> PORTER
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ここで紹介した5つのモデルは、バックパック、トートバッグ、ブリーフケースのどれをとっても、シンプルで大人の着こなしに馴染むデザインとビズシーンで有用な機能性を兼ね備えており、やや値段は張るものの、それに見合った価値ある品々。
しかもそれぞれに、バリスティックナイロンやコーデュラナイロン、レザーなど長期間の使用にも耐えうるタフな素材が使われているため、明日は何が起こるかも分からぬ、先行き不透明な現代社会を共にサバイブしていくパートナーとしても適任! まずは実際に手に取って持ってみて。
<文/TOMMY スタイリング/添田和宏 メイン写真/田中利幸>
TOMMY|メンズファッション誌を中心に、ファッションやアイドル、ホビーなどの記事を執筆するライター/編集者。プライベートでは漫画、アニメ、特撮、オカルト、ストリート&駄カルチャー全般を愛する。Twitter
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