日常の半歩外へ、キャンプサイトの一歩外へ!里山遊びを取り入れよう【達人たちの春キャンプ&ソト遊びギア】

▼木の町・ときがわで本格木工


ときがわ町には本格工具を借りられる工房があり、「NONIWA」予約時に相談すれば場所を教えてくれる。「午前と午後の部があって格安で利用できます。運営しているのは職人なので素っ気ないかもしれませんが、材の選び方や加工について相談できるのでイメージに近いモノを作れます」(アオさん)

 

▼おそらく本邦初のメスティン用まな板を量産

アオさんはモデルの山下さんにヒントをもらい、メスティンが流行る前に「メスティンに入る小さなまな板を作ろう」と工房で製作。それが評判を呼び、量産していた時期があるそう。

 

▼本格工具をレンタル。木材の購入も可能

工具も場所もない、自宅では音がする道具を使えないと諦めていたDIY初心者も安心。木のまちだけあり工房にはずらり美しい木材が並ぶ。ここから適したものを格安で購入できるので手ぶらで通おう。

 

▼バンに積みやすい折りたたみ自転車で遊びが広がる

自転車&キャンプのおもしろさを知ってすぐ、キャンプ道具とともにバンに積み込める折りたたみ自転車を手に入れた。サスペンションで折りたたむ方式で比較的強度が高いバーディーに、軽さ自慢の細目とちょい太目のタイヤを装着した2台でキャンプ場から出発する。

 

▼弓立山から自分のテントを探そう

「NONIWA」のすぐそばにある弓立山は標高427m。登山道そばの駐車場から50分ほどで頂上にたどり着く低山ではあるが「まあまあ急登でなめてかかると大変。だけどその分、達成感を得られます。サイトによりますが自分のテントが見えるのもご褒美。朝日を見に登り、頂上でコーヒーをいただくのもいいですよ」(アオさん)

 

■野あそび夫婦の愛用ギアBEST5

1. 軽くて動きに追従するデイパック

ゼログラム「ロスト·クリーク UL20」。背中のパットを取り外してマット代わりに。「登山など一歩外に出る時の必需品。伸縮性のあるチェストベルトで動きやすいのもいい」(アオさん)

 

2. レトルトやパックご飯にちょうどいいクッカー

パーゴワークス「トレイルポット」はひとり旅向きだけど、深鍋はパックご飯2つを一度に湯煎できるので夫婦二人旅にもちょうどいい。サッと拭くだけできれいになるのも気に入っている理由だ。

 

3. バックパックの隙間に入る折りたたみ食器

ボタンを留めると食器になるフォッジルズ「スナップフォールド ソロパック」。「シート状になるのでバックパックに収めやすいし、まな板代わりにも使えます。これ最高」(エリーさん)

 

4. 本体に漏斗が付いたチタンフラスク

「登山だとビールを何本も持っていくのは重いのでバーゴの『チタニウム ファンネル フラスコ』にウィスキーを入れます。注ぎ口にシリコン製漏斗が付いているので、きれいに移し換えられます」(エリーさん)

 

5. 不整地でも安定感大!3本脚の木のお椀

地元の木工職人に作ってもらったお椀。岩場でも倒れにくい3本脚で、シェラカップの台としても活躍する。「プリミティブなデザインにしてもらいました。どこか土器みたいです」(アオさん)

 

▲「NONIWA」のすぐそばにある「GRID」は、おふたりが気に入った道具だけを集めた暮らしとアウトドアの店。里山遊びに使える道具が並んでおり、購入も可能だ

※2023年3月4日発売「GoodsPress」4月号70-71ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【達人たちの春キャンプ&ソト遊びギア】

<撮影/逢坂聡、野あそび夫婦 文/大森弘恵>

 

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