多くの人がアウトドアで楽しむ中、ビンテージな道具を使ってチルな時間を満喫している人も増えています。しかしクルマは最新のSUVやミニバンだったり…。たくさんの荷物を積んで快適に移動できるし当然の選択ではあるんですが、キャンプサイトはなんとなくチグハグ感が出てしまうもの。せっかくなら使っている道具に合わせてクルマもビンテージ感溢れるものにしたいですよね。
そこで、先日開催された「オートモビルカウンシル2023」で見つけた、アウトドアがにあうビンテージモデルを紹介します。
1. アウトドアを満喫したくなる希少なラストミニ「ローバー ミニ ナイツブリッジ」
1959年に誕生し、2000年までモデルチェンジすることなく作られたクラシックミニ。1982年には製造がオースチン・ローバーになり、1989年からローバー ミニとして販売されました。
そんなミニは“ラストミニ”として、セブン、クーパー、クーパースポーツ、ナイツブリッジという4つのミニをリリース。ナイツブリッジはラストミニの上級モデルという位置付けでした。
そんなナイツブリッジがアウトドア感たっぷりに展示されているのを発見! トランクテーブルが設置されたリアスタイルがいい雰囲気です(クラシックミニはトランクリッドが下側に開くので、ここにテーブルを設置するのがキャンプを楽しむ際の定番になっています)。
展示車両は助手席を外して自転車を積載。小さなミニでも工夫次第でアウトドアライフを存分に楽しむことができる。そんなことを想像させてくれる、ワクワク感に溢れたスタイルです。
ちなみに展示車両の車両価格は585万円。クラシックミニは中古車相場が高騰している上、激レアな最終モデルであることを考えるとこの価格設定は納得です。
【次ページ】以前はよく街で見かけたクルマもいまやビンテージカーに▶
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