男カワサキがぶち上げた“ヨンヒャク”復権の狼煙【最旬!バイクライフ】

<KAWASAKI>

■250cc並の軽量コンパクトさで、80PSもの大パワー!!

Kawasaki
「Ninja ZX-4R/RR」(価格未定)

車体を見る限り、スーパーバイク世界選手権のZX-10RRの設計思想が惜しげなく注入され、戦闘力抜群なのは間違いなし!!

軽量なトレリスフレームなど、シャシーの基本構成はZX-25Rに近く、車体重量も5kgしか増えていない。3つのグレードが設定されるものの、大阪&東京のモーターサイクルショーに展示されたのは、レーシンググラフィックスを身にまといクイックシフターなどを装備し、フルアジャスタブルリヤショック付きの最上級仕様「RR」のみ。いずれも価格は未定で、今秋発売予定となっている。

▲ラムエア加圧時のピークパワーが80PSにも達する新開発の4発ヨンヒャク。’99年が最終型だったZXR400が59PSだったことを考えれば強烈!

▲LEDヘッドライトをデュアル装備した戦闘的なフロントマスク。そのど真ん中に大きく開くのが、走行風を直に取り込むラムエアダクトだ

▲インストゥルメントパネルは4.3インチのフルデジタルカラー液晶スクリーン。専用アプリを介してスマートフォンに接続することもできる。

 

■SEにはドラレコなどが標準装備!

Kawasaki
「ELIMINATOR/SE」(75万9000円/85万8000円)

万一のことを考えれば二輪車にこそドラレコは必要。取り付けの手間などを考えれば、新車時から備わるSEがオススメ!!

エリミネーターの名が4月25日にいよいよ復活! 日本のライダーのためにつくられた、日本メーカーによるモデルであることが分かり嬉しいかぎり。先代はオトコ・カワサキと言わんばかりの武骨なスタイルで硬派なバイク乗りに根強い人気を誇ったが、735mmの低シート高や低速域でコントロール性の高いツインエンジンはビギナーや女性たちも含め、幅広い層にも受け入れられそうだ。

▲ダウンドラフトインテークを採用した並列2気筒エンジンは、水冷ながらパイプ類の露出を最小限に抑え、見た目にもスッキリし力強い

▲丸いメーターは正統派スタイルだが、オールデジタルでスマートフォンとのBluetooth接続も実現。専用アプリで詳細な走行ログも記録できる

▲先端を絞りこんだ形状としつつ、適度なホールド感と乗り心地の良さを両立したシート。不快な振動を抑えるゴムダンパーも備える

 

【次ページ】他の国産メーカーだって負けちゃいない

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