<こんなモノが高額化傾向!>
人気モデルがベースのコラボもの。入手方法と足数もポイント!
エア・ジョーダンやダンクをベースとしたモデルは鉄板人気。関係者のみの配布など一般客では手に入らない入手方法の場合、数も極少で即プレミア化。
■「ワーム トウキョウ」高額レアスニーカーランキング
※販売額は取材時のものになります
【1位】デザインの使用権を巡り、販売中止となったはずの幻の“パリダンク”
<お宝ポイント>市場に出回ってしまった数十足のうちの貴重な1足
ナイキ
「DUNK LOW SB “PARIS”」(200万円)
ダンクをテーマに開催された作品展「ホワイトダンク展」が、2002年にパリで行われた際に200足限定で生産されたモデル。フランス人画家、ベルナール・ビュフェの代表作が落とし込まれたデザイン性の高さから大きな話題となるも、諸事情により急遽発売中止に。
【2位】ポイントはヒールの鳩、“ピジョン”ダンクの記念すべき1stモデル
<お宝ポイント>販売数は限定150足。しかもデッドストック
ナイキ
「DUNK LOW SB PRO “STAPLE NYC PIGION”」(100万円)
1997年にニューヨークで創設されたデザイナーストリートブランド、ステイプル。その主宰者であるジェフ・ステイプルが提案し、005年にニューヨーク限定で発売。「発売数も少なく、シリーズものの傾向として、第1弾カラーに価値がつくことが多いのでこの値段に!」(小野さん)
【2位】現代アーティスト、トム・サックスとのコラボシリーズ第1弾
<お宝ポイント>2017年に第2弾が発売したことによって高騰
ナイキ
「NIKE CRAFT MARS YARD 1.0 “TOM SACHS”」(100万円)
2012年にTOM SACHSが開催した“スペース プログラム マース”でのナイキとのプロジェクトの一環として登場。「2017年に発売された第2弾は発売前に海外セレブに配られて注目度アップ。これによりクルマのエアバッグや船の帆などを素材に使用した第1弾が高騰しました」(小野さん)
【3位】世界中で争奪戦が巻き起こった、近年最大級のコラボAJ1
<お宝ポイント>ヴァージル氏の死去により希少価値がさらにアップ
ナイキ
「THE 10:AIR JORDAN 1 “OFF-WHITE”」(55万円)
アパレルブランド、オフホワイトの創立者である故ヴァージル・アブロー氏が手がけたエア・ジョーダン1。“ザ・10”と呼ばれるシリーズで合計10足のモデルが発売された中の第1弾。「エア・ジョーダン1の代表的カラーとして人気の“シカゴ”をベースとしていることもあって非常に価値の高い1足です」(小野さん)
【3位】名作エア・ジョーダン1がベースの豪華トリプルコラボ
<お宝ポイント>このコラボだけのスペシャルなディテールが満載
ナイキ
「AIR JORDAN RETRO HIGH OG SP “TRAVIS SCOTTO × FRAGMENT”」(55万円)
2019年に発売されたトラヴィス・スコットとのコラボモデルをベースに、名作エア・ジョーダン1の人気配色を落とし込んでいる。「リバーススウッシュやヒール部分に刻まれた両ブランドを象徴するロゴマークなど、このモデルならではのデザインに価値 があります」(小野さん)
■ジャンク状態でも買取りOK。販売額も高額なのはコチラ!
同店では、ソール部分が加水分解していたりジャンク状態となったスニーカーも買い取ってくれる。家に眠っているスニーカーがあれば、持ち込んでみよう!
▼アルバムの発売を記念したエミネムモデル
<お宝ポイント>生産数約50足の非売品。復刻時の販売数も23足
ナイキ
「AIR JORDAN 4 RETRO “EMINEM EOCORE”」(100万円)
世界的アーティスト、エミネムのアルバム『アンコール』発売を記念し、約50足生産され関係者に配布。ソールが剥離していてもこの値段!
▼一世風靡した95マックス黄色グラデは復刻も人気
<お宝ポイント>オリジナルモデルとは若干異なる細部のディテール
ナイキ
「AIR MAX 95 SC」(1万円前後)
1999年発売の2度目の復刻版。オリジナル版とは異なるディテールがポイント。加水分解でソールはボロボロだが、コレクションとして人気。
※2023年5月6日発売「GoodsPress」6月号66-67ページの記事をもとに構成しています
<写真/河田浩明 取材・文/NOHOHON PRODUCUTION>
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