<こんなモノが高額化傾向!>
90年代のクラブ・代表で誰のユニフォームかで決まる
90年代の古いユニフォームであることやデザイン性が価格に影響。90年、94年、98年ワールドカップのユニフォームは根強い人気となっている。
■「ヴィンテージスポーツ・フットボール 渋谷店」高額ヴィンテージサッカーユニフォームランキング
※販売額は取材時のものになります
【1位】あまりに奇抜。歴代ワーストと言われる「腐ったバナナ」
<お宝ポイント>ファッション関係者の中でカルト的人気
「アーセナル(1991年〜93年)アウェイモデル」(5万4999円)
「腐ったバナナ」や「傷んだバナナ」と称され、サッカー史の中でも有名なユニフォームのひとつ。「奇抜で風変わりなデザインで、サポーターからは不評でしたが、一部ファッション関係者の間では当時から高評価。ファッションウエアとしてカルト的な人気を誇っています」(渋谷さん)
【2位】W杯をみんなが夢見たあの時の日本代表ユニフォーム
<お宝ポイント>30年前の日本代表モデル。キング・カズ
「日本代表(1993年)『三浦知良』アウェイ・長袖モデル」(4万4999円)
1994年W杯のアジア最終予選で着用された“ドーハモデル”の長袖。青がホーム、白がアウェイで、アウェイユニフォームは韓国戦などで着用された。「昨年のカタールW杯で、この時のカズ選手のユニフォーム着て応援したサポーターもいたようです」(渋谷さん)
【3位】マラドーナが大会追放。世界中が衝撃を受けた94年W杯
<お宝ポイント>当時の貴重な1着。最後の代表ユニフォーム
「アルゼンチン代表(1994年)『ディエゴ・マラドーナ』ホーム・長袖モデル」(4万3999円)
マラドーナが最後に袖を通した代表ユニフォーム。「当時の貴重なホームモデルです。1994年W杯のユニフォームは全体的に人気が高く、アルゼンチン代表ユニフォームはストライプ柄でお馴染みですが、この時は襟付きなのでファッションアイテムとして購入する方も多いですね」(渋谷さん)
【4位】記憶に残る決勝のPK。あの試合で奇跡の復活をした伊代表主将
<お宝ポイント>アルマーニがデザイン。ユニフォーム史に残る名作
「イタリア代表(1994年)『フランコ・バレージ』ホームモデル」(3万4999円)
グループリーグで負傷するも大会中に手術を受け、決勝に出場した94年W杯イタリア代表主将バレージのユニフォーム。「ジョルジオ・アルマーニがデザインしたことで知られ、何度か復刻されるほど、今でも人気が高いユニフォーム。当時、イタリア製品と日本製が発売され、こちらはイタリア製です」(渋谷さん)
【5位】オレンジ軍団の中盤を支えたダイナモ。25年前の1着が新品で発掘
<お宝ポイント>貴重な新品。フランスW杯のプリント
「オランダ代表(1998年)『エドガー・ダービッツ』ホームモデル」(3万2999円)
ゴーグル姿で知られ、98年W杯のベスト16では決勝ゴールを決めたダービッツのユニフォーム。「この大会ではナイキのユニフォームが人気で、当時のものとしては貴重な紙タグ付きの新品。胸に入ったワールドカップ期間中のユニフォームであることを示すプリントもポイントです」(渋谷さん)
■今後、さらに値上がりが予想されるのはコレ
▼Jリーグから世界へ。さらなる飛躍に期待を込めて
<お宝ポイント>FC東京在籍時終年のユニフォーム
「FC東京(2019年)『久保建英』ホームモデル」(2万2999円)
「レアル・マドリードに移籍した2019年シーズンのユニフォーム。今後、久保選手がより活躍をすることで需要が高まって行くんじゃないかなと思います」(渋谷さん)
▼CL連覇も期待されるレアルの若きタレント
<お宝ポイント>前年覇者だけが付けられるワッペン
「レアル・マドリード(2022年〜23年)『フェデリコ・バルベルデ』ホーム オーセンティックモデル」(2万999円)
「昨年のチャンピオンズリーグ優勝チームだけが付けられるワッペン付き。その中から活きの良い若手選手を選びました」(渋谷さん)
※2023年5月6日発売「GoodsPress」6月号76-77ページの記事をもとに構成しています
<写真/河田浩明 取材・文/NOHOHON PRODUCUTION>
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