<こんなモノが高額化傾向!>
実績や人気に比例。今なら断然、大谷翔平
選手の人気や直近の成績が金額に大きく影響。大谷翔平選手のサイン入りグッズはニーズが高いで、高額になりやすい。
■「セレクション 新宿店」高額野球グッズランキング
※販売額は取材時のものになります
【1位】額装されて、もはや芸術作品? 大谷翔平サイン入りユニフォーム
<お宝ポイント>額装されていること。オーセンティックユニフォーム
「『大谷翔平』サイン入り ロサンゼルス・エンジェルス ユニフォーム」(110万円)
大谷選手の人気と実績に加え、グッズの中でもユニフォームは高い人気。条件が揃ったこちらが一番の高額アイテムになった。「サイン入りユニフォームは1回2着前後販売されますが、額装されていて、しかもオーセンティックユニフォームのものは、数が少ないです」(渡邉さん)
【2位】言葉ひとつで一気に4倍。唯一無二のサイン入りバット
<お宝ポイント>サインと一緒に書かれたSHO TIME
「『大谷翔平』サイン入り バット」(82万5000円)
「大谷選手のキャッチフレーズである“SHO TIME”の文字が書かれたサイン入りグッズは他では見たことがありません。この珍しさと、サイン用ではなく、実際に使用しているのと同じバットという点が高額の理由です」(渡邉さん)。通常のサイン入りバットは約20万円だそうで、文字ひとつで相場の4倍に高騰した。
【2位】希少なデッドストック。イチロー現役時代のサイン入りユニフォーム
<お宝ポイント>20年前のサイングッズが新品で残る
「『イチロー』サイン入り シアトル・マリナーズ ユニフォーム」(82万5000円)
2003年シーズンのサイン入りオーセンティックユニフォーム。「他の4品は選手の今の人気が価格に影響していますが、これは20年前のサイン入りグッズが新品で残っている希少性が高値の理由です。当時のラッセルアスレティック社製ユニフォームで新品は、もうなかなか出回らないでしょうね」(渡邉さん)
【2位】スパイクのサイングッズは希少。2021年以降に書かれたサイン
<お宝ポイント>スパイクのサイン入りグッズ
「『大谷翔平』サイン入りスパイク」(82万5000円)
大谷選手が以前契約していたアシックスのサイン入りスパイク。「MLBのグッズでサイン入りスパイクは極端に少ないので、高価になりました。また、大谷選手は何回かサインが変わっていますが、スパイクに書いているサインは今と同じなので、2021 年以降に書かれたものとわかります」(渡邉さん)
【5位】これこそファンには堪らない? 血が染み込んだ試合球
<お宝ポイント>マメが潰れて血がついた貴重な一球
「『大谷翔平』試合使用済みボール」(49万5000円)
大谷選手の試合球は30万円前後が多いが、こちらは相場の1.5倍以上。「大谷選手がマメを潰した時のボールで、血がついています。打ったボールより投げたボールの方が高く、その中でも特別な事情があると高額になります。ホログラムでどの試合の何級目かわかるようになっています」(渡邉さん)
■今後、さらに値上がりが期待されるのはコレ!
▼イチローが殿堂入りすれば価値アップは確定的
<お宝ポイント>MVPを受賞した2007年オールスター
「『イチロー』(2007年・オールスターゲーム)ユニフォーム」(49万5000円)
「当時のアイテムで、今後、まず出てこないと思います。今年はシアトルでオールスターが開催されますし、殿堂入りも確実視されていますので、イチロー選手のグッズは再注目を集めそうです」(渡邉さん)
※2023年5月6日発売「GoodsPress」6月号74-75ページの記事をもとに構成しています
<写真/河田浩明 取材・文/NOHOHON PRODUCUTION>
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