ースマートフォン部門ー
<大賞>
■既存ファンの堅実な選択肢としてバランス感の良さが際立った
アップル
「iPhone 14」(11万9800円〜)
上半期で実際に売れていた一台。併売される「iPhone 13」や廉価帯の「iPhone SE(第3世代)」などがありながらも、最新モデルが堅実なのはさすが。数世代ぶりの買い替えならば、電池持ちの伸びを感じるはずです
2022年9月に発売された「iPhone 14」シリーズにおけるスタンダードモデルで、画面は6.1インチ。23年3月にはiPhone 11以来の「イエロー」が新色として追加された。搭載するチップセットは前世代と同じA15 Bionicチップだが、GPUのコア数は5コアにUPした。
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▲撮影機能としては、歩きながらでも手ブレのない動画が撮影できる「アクションモード」をサポートする
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▲バッテリー駆動時間は、ビデオ再生時に最大20時間。3世代前のiPhone 11と比べると+3時間伸びている
<こだわりカメラ&音楽賞>
■撮影も音楽も楽しめる!約12万円で手が届く上位モデル
ソニー
「Xperia5 IV(XQ-CQ44)」(実勢価格:12万円前後)
256GBモデルなら一括12万円でギリギリ無理せずに手を伸ばしやすいはず。ミニマルなデザインと性能面のバランスも良く、こだわりの機能を楽しみながら堅実に使える一台です
22年秋に発売され、23年1月にオープンマーケットモデルが登場。6.1型有機ELディスプレイを備え、SoCにはSnapdragon 8 Gen 1を搭載。デュアルSIMやeSIMもサポート。
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▲瞳AFなどが使えるトリプルカメラは、「Videography Pro」にも対応。音圧を向上したスピーカーや、スタジオ品質の録音が行える「Music Pro」アプリの対応なども特徴だ
<デザイン賞>
■au、ドコモ、楽天が取り扱うGalaxyのスタンダードモデル
サムスン
「Galaxy S23」(実勢価格:13万7000円前後)
カメラ周りのデザインが洗練され、よりスッキリした印象に。Sペンが不要であれば上位のUltraよりコスパが良いので、広いユーザー層にお勧めしやすいモデルでもあります
4月に発売されたGalaxyの新モデル。約6.1型有機ELディスプレイを備え、SoCにはSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxyを搭載する。従来世代よりバッテリーが200mAh増え、スタミナも向上。
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▲最大30倍ズームや、暗所でも綺麗に映るセルフィー、白飛びや黒潰れを避けられるスーパーHDR機能での動画撮影、暗所でもノイズを抑えた動画撮影など、豊富な撮影機能を備える
<エシカルモデル賞>
■世界3大デザイン賞3冠を達成したエシカルモデル
FCNT
「arrows NF-51C」(9万8780円)
補足情報として追記されることの多い環境配慮の部分を、あえて全面に出した一台。エシカルな選択そのものを端末の付加価値として定めるブランディングに新しさを感じました
サステナブルな配慮のある「arrows N」ブランドの第一弾モデルとして、23年2月にNTTドコモから発売されたモデル。使い始めの電池持ちが最大4年間、最新OSへの更新が最大3回可能だ。
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▲IPX5/8の防水性能、IP6Xの防塵性能、米国国防総省の調達基準(MIL-STD-810H)の23項目に準拠しており対衝撃性なども備える。丸洗いやアルコール除菌も可能で清潔に使える。
<ハイコスパ賞>
■とにかく安価にスマホを探すなら検討候補に上がる一台です
モトローラ
「moto g13」(実勢価格:2万2800円前後)
2万円強で入手できる価格ながらも、質感がよく、外観はスタイリッシュな印象。TPU製のクリアケースも付属します。防水やおサイフにこだわらなければ、コスパの良い機種です
4月に発売されたミドルクラス端末で6.5型のディスプレイを搭載。SoCにはMediaTek Helio G85を、RAMは4GB、ROMは128GBを備える。ステレオスピーカーはDolby Atmos対応。
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▲アウトカメラはメイン(5000万画素)、マクロ(200万画素)、深度センサーという構成。クアッドピクセルに対応し、低光量でも鮮明に撮影可能。背景ぼかし機能も備える
※2023年6月6日発売「GoodsPress」7月号18-19ページの記事をもとに構成しています
>> 特集【GoodsPress 2023上半期AWARD】
<取材・文/井上晃>
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