ー炊飯器部門ー
<大賞>
■水の硬度やひたし工程にもこだわり理想の美味しさを徹底追求
東芝
「炎匠炊き RC-10ZWV」(実勢価格:14万7000円)
真空ひたし工程に加えて、水の硬度に合わせた炊き分けも搭載し、独自のこだわりを追求している1台。細かな部分まで徹底して改良しようという姿勢が見えて、高級炊飯器の最先端を感じられます(神原さん)
炊飯コースに真空状態のひたし工程を追加できる圧力IHジャー炊飯器。ひたし工程を経ることで、よりふっくらとした甘みのあるご飯を炊ける。地域ごとの水硬度に合わせた炊き方の調節機能や、銘柄炊き分け、食感炊き分け機能も搭載。最大炊飯容量1L(約5.5合)
<かまど炊き再現賞>
■かまど炊きを再現した甘みと粒立ちに大満足
三菱電機
「本炭釜 紬 NJ-BW10F」(実勢価格:13万2000円前後)
昨年登場したジャー炊飯器50周年モデルをブラッシュアップ。本炭釜や高火力での連続沸騰で、粒立ちの良いご飯を味わえます(神原さん)
内釜に純度の高い炭素材料を使ったIHジャー炊飯器。かまどの優れた断熱構造を再現し、熱を逃がさず高火力での連続沸騰で米のうまさや甘さを引き出す。銘柄炊き分け(50銘柄)や食感炊き分け、冷凍ご飯用モードも搭載。炊飯容量5.5合
<ハイコスパモデル賞>
■手頃な価格で炊飯から低温調理までカバー
ビックカメラ
「温度調整機能付き マイコンジャー炊飯器 BKS-55」(9980円)
1万円未満で、調理機能を備えるだけでなく、3.1mm厚の内釜を採用し、お湯炊きや冷凍ご飯モードなども搭載。コスパの高さが光ります(神原さん)
温度や時間を細かく設定できる温度調理機能を搭載。炊飯に加えて、ローストビーフや鶏ハム、ガトーショコラなどを作れる。蓄熱性の高い3層特厚銅釜を採用し、ご飯もふっくら美味しく炊ける。ホワイトとブラックの2色を用意。炊飯容量5.5合
<少量炊きの実力派賞>
■厚釜と長時間保温機能で美味しさをキープ
象印マホービン
「極め炊き NL-BX05型」(実勢価格:2万2000円前後)
長時間保温機能や無洗米モードなど、若い世代のニーズをよく捉えたモデル。5mm厚の内釜を採用し、炊飯性能も優れています(神原さん)
長時間保温機能を備えた3合炊きのマイコン炊飯ジャー。底センサーが保温に最適な火加減で温度コントロールし、水分の蒸発を抑えながら24時間まで保温できる。無洗米モードや、雑穀米などの専用メニュー、パンメニューも搭載する。
<新規軸にチャレンジ賞>
■自動軽量と遠隔操作で炊飯器の使い方を革新
パナソニック
「自動計量IH炊飯器 SR-AX1」(予想実勢価格:4万5540円前後)
新たな使い方に挑戦していることを評価したいモデル。現代の生活スタイルをよく考えた炊飯器です(神原さん)
自動計量と遠隔炊飯機能を搭載した新規軸の炊飯器。炊飯器本体に2kg(13.3合)の米タンク(無洗米専用)と、600mlの水タンクを内蔵。米と水の計量、投入から炊飯まで任せられ、外出先からスマホで操作できる。7月上旬より発売予定。
※2023年6月6日発売「GoodsPress」7月号40-41ページの記事をもとに構成しています
>> 特集【GoodsPress 2023上半期AWARD】
<取材・文/TAYA>
【関連記事】
◆外出先からスマホで炊飯予約!米も水も自動で計量して炊飯できる「自動計量IH炊飯器」
◆ポットじゃなくて炊飯器だよ!しかもありそうでなかった1合炊きです
◆スイッチひとつでごはんの糖質を38%カット!低温調理や豆腐も作れる多機能なミニ炊飯器
- 1
- 2