ツーリングから波乗りまで!種類が多彩なSUPの基本と選び方【とことん楽しむ海遊びギア】

■SUPは自分のスタイルに合わせて選ぶ

クルージングだけではなく、サーフィンのように波に乗ったり、ボードの上でヨガをしたり、多彩な楽しみ方ができるのもSUPの楽しいところ。その分、ボードにはさまざまな種類があり、どう楽しみたいかによって選ぶべきボードが変わってくる。基本と選び方を見てみよう。

【ハードボード】

保管場所や持ち運ぶ方法が確約できるのであれば、強度に優れたハードボードを選ぶのが正解。基本的に形状や重量に制約がないので、レース用や波乗り用など、用途に特化したモデルが多いのも特徴だ。

▼波乗り

細かなコントロールがしやすく、波乗りに適しているのがハイパフォーマンスタイプ。浮力が低く、短めに設計されているものが多い。

スターボード
「2023 SUP WHOPPER 10'0"×34" ASAP」(17万500円)

オーストラリアパイン材をスタンディングエリアに使用し、高い耐衝撃性と剛性を実現。安定性を高める幅広設計ながらもサイド部分が薄く、ターンがしやすいのが特徴だ。

▼オールラウンド

クルージングやヨガなど、オールラウンドで活躍するタイプ。浮力が高く安定性にも優れているので、初心者でも使いやすい。

スターボード
「2022 SUP 10'8"×31" GO LITE TECH」(17万2700円)

安定性の高さとターンのしやすさを追求した、初心者でも扱いやすいボード。耐衝撃性と剛性を高めるため、スタンディングエリアにオーストラリア産パイン材を起用している。

▼レース

スピードを出すことを前提とし、幅が狭く設計されているのが特徴。直進性に優れている分、旋回性能と安定性はあまり高くない。

スターボード
「2023 SUP 14'0"×26" ALL STAR WOOD CARBON」(37万9500円)

スターボードを代表するレースボード。スムーズに水を切り裂き、加速とグライドを向上させるノーズデザインと狭めのテールが特徴だ。幅は20.5"、23"、24.5"からも選べる。

【インフレータブル】

空気を入れて膨らませるタイプのボード。使用しないときは折りたためるため、持ち運びが楽で収納場所にも困らない。厚みがある分、ハードボードよりも風の影響を受けやすいが、手軽さを重視する初心者にはおすすめだ。

パーセプション
「シュブ ルナ10.4」(8万5800円)

安定性に優れた、インフレータブルのオールラウンドモデル。リーズナブルで分割式のパドルとリーシュまで付属しているので、初心者の初めてのボードとして最適だ。

■SUPに必要なボード以外の道具

ボード以外に用意しておきたいのが、漕ぐためのパドルと、ボードが流されないように自分の足とボードとを繋ぐリーシュコード、そして安全に水遊びを楽しむのに欠かせないライフジャケットだ。ライフジャケットにはいろいろな種類があるが、非膨張式のベストタイプがいい。

【ライフジャケット】

スターボード
「LIFE VEST JACKET - BLACK –」(1万4300円)

2つのバックルとジッパーで、簡単に装着できるベストタイプのライフジャケット。優れた排水能力により、濡れた状態でも軽量で動作の妨げにならない。サイズはS、M、L、XL。

【リーシュコード】

スターボード
「SUP KNEE CALF COIL LEASH 7MM - 7 FEET」(6380円)

自分の足首とボードとを繋いでおく全長約213cmのリーシュコード。コイルタイプなので、SUPを漕ぐ際にパドルに絡まったり、水中の障害物に引っかかったりする心配がない。

【パドル】

スターボード
「LIMA TUFSKIN ADULT / 29MM 2 PCS ADJ CARBON S35」(2万2000円)

独自のブレード設計で水中でのブレを制御し、初心者でも高い推進力を生み出せる分割式のパドル。軽量で取り回しがしやすい上、耐衝撃性も優れているのでタフに使える。

他にも、何かあったときに連絡ができるようにスマホは必須。防水ケースやバッグに入れて携行しておこう。また、水分補給用の飲み物も忘れずに!

【次ページ】ボードとパドルはどう選ぶ?

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