<ジャパニーズ・トラディショナル賞>
■伝説のジャパニーズ・トラッドスタイルにこちらも新世代ムーブメントを搭載!
セイコー
「キングセイコー(SDKS015)」(23万1000円)
グランドセイコーと同様の情熱と技術、そして適正価格で1961年に誕生した「キングセイコー」。その魅力を決定付けた1965年の名作が通称「KSK」。その格式高いデザインを半世紀以上の時を越えて継承し2022年に復活したこのコレクションの新作は、新世代の3日巻きムーブメント・キャリバー6R55を搭載。そしてこのホワイトダイヤルモデルは当時の絹目模様文字盤を現在の技術で再現した。時代を超越したクラシックデザインを選ぶならこの1本で決まりだ。
【SPEC】
ケース径39mm、ケース厚11.9mm、自動巻き、SSケース&ブレスレット、10気圧防水
<ジャパニーズ・スケルトン賞>
■世界を驚かせたオリエントのスケルトン。第2弾は文字盤デザインが超クール!
オリエントスター
「オリエントスター アバンギャルド スケルトン(RK-BZ0001S)」(24万2000円)
独自のシリコン製ガンギ車を使った新世代ムーブメント搭載の手巻きスケルトンモデルで2021年、2022年も時計愛好家から絶賛されたオリエント。今年はスポーツコレクションに、パワーリザーブ約60時間で日差プラス15秒からマイナス5秒という新世代の自動巻きムーブメント・キャリバーF8F64を搭載したスケルトンモデルが登場した。2層構造の文字盤の直線的なオープンワークから生まれる超クールな顔を、ぜひ一度見てほしい!
【SPEC】
ケース径42.3mm、ケース厚12.4mm、自動巻き(手巻き付き)、シースルーバック、SSケース&ブレスレット。10気圧防水
<ジャパニーズ・ラグスポ賞>
■ブラックの差し色が生む精悍なソリッド感!これぞジャバニーズ・ラグジュアリースポーツ
シチズン
「シリーズエイト 870 メカニカル(NA1004-10E)」(20万9000円)
スポーティでドレッシー。オン/オフを問わずに着けられる。ワークスタイルのカジュアル化で人気が加速したラグジュアリー・スポーツウォッチ。そして直線を基調にしたソリッドなケースデザインで、日本の時計の中でこのカテゴリーに属する貴重な存在がシチズンの「シリーズエイト」。この新作はウレタンバンドに2つのパーツで構成されるベゼルの色使いが新鮮だ。しかもスマートフォンやタブレットの磁気にも対応できる“第2種耐磁”でこの価格は驚き!
【SPEC】
ケース径40.8mm、ケース厚10.9mm、自動巻き、SSケース、ウレタンストラップ、10気圧防水
<価格破壊的ラグジュアリー賞>
■奇跡の新世代ラグジュアリー・スポーツモデル! 待望のアイスブルーダイヤル・バージョン
ティソ
「ティソ PRX パワーマティック80(T137.407.11.351.00)」(10万3400円)
ラグジュアリー・スポーツウォッチの原点は1970年代。ティソのPRXもオリジナルモデルの誕生は1978年。2021年にデザインエッセンスはそのまま、しかも高品質なのに驚きの身近な価格、10万円台で甦って世界中で圧倒的な人気に。最長約80時間パワーリザーブの新世代ムーブメント・パワーマティック80を搭載したこのモデルにトレンドのアイスブルー文字盤が追加された。価格を超えたこの魅力を楽しまないのはモッタイナイ!
【SPEC】
ケース径40mm、ケース厚10.9mm、自動巻き、SSケース&ブレスレット、10気圧防水
※2023年6月6日発売「GoodsPress」7月号58-59ページの記事をもとに構成しています
>> 特集【GoodsPress 2023上半期AWARD】
<取材・文/渋谷ヤスヒト>
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