■“どこそこ軍”にこだわらず響いたモノを購入
▼軍幕はとにかく簡単にたてられるモノを!
(画像奥)
ポーランド軍「ポンチョテント」
ミリタリーショップで購入した幕は、ポンチョを2枚合わせポールをたてるオーソドックスなワンポールテント。「設営がとにかく簡単。女性ひとりでも簡単にたてられます」と絶賛。厚手コットンなので重いけれど、火の粉によるダメージが少ないので焚き火との相性よし。
▼簡単便利かつかわいい持ち運びやすい焚き火台
(画像右手前)
UCO「フラットパックグリルM」
3.5cm厚の薄型収納で持ち運びやすく、組み立て時間はわずか30秒。Mサイズなら長めの薪でも切らずに入れられる。
▼重いけど頑丈な道具入れに調理器具を収納
(画像左手前)
チェコ軍「アミニッション ウッドボックス」
弾薬箱として使われていた木製の箱。重く、ゴツいけれど雰囲気よし。調理器具を収納するほか、テーブルになるなど大活躍だ。
■今どきの機能性なんてないけどそれがイイ
スイス軍
「キャンティーンカップ」
ミリタリーショップで一目惚れしたカップ。「見た目がかわいい! 最新のカップは保温とか断熱とかがウリですが、そんな機能はありません。熱いコーヒーを飲むときは気をつけないといけないんですが、そこも魅力だと思っています」
■大好きなコーヒーを美味しくのむために保温タンブラー制作
▼表面ざらざら加工でしっかり持てる
(画像右手前)
「かざりタンブラー」
大好きなコーヒータイムに欠かせないのは、かざり野営地ロゴが入ったタンブラー。もちろん大好きなオリーブドラブ色だ。「自分のオリジナルグッズを使いたいと思い、製作。表面がざらざらしていて濡れた手でも持ちやすいですよ」
▼オリーブ色なサイトに合わせたOD缶用ジャケット
(画像奥)
grm「HIASOBI CAMPER COVER 250」
オリーブドラブ色でまとめたシックなサイトではOD缶の色が悪目立ちするが、ジャケット被せることで統一感がうまれている。
■"オンリーワン”が大好きだから米軍車両をカスタムしました
▼左ハンドルだけど小ぶりで運転しやすい
Jeep MB Type「かざり軍用車」
日本ミリタリーヴィークル協会の展示車両を見て軍用車に一目惚れ。軍ではそれぞれ車両をカスタムしていると聞き、かざりさんもデザイナー魂を発揮してカスタムしたという。「米軍車両なので左ハンドルのマニュアル車。公道を走れるよう車検を通しました」
▼バイカー人気の高いバッグをクルマに装着
「チャレンジバッグ」
かざり軍用車にくくり付けられたチャレンジバッグ。キャンバス地のヤレた質感が車体の硬さを引き立てている。
▼9mm拳銃をイメージしたオリジナルデザイン
かざりぷろじぇくと仕様「輪留め」
かざり軍用車と同時に輪留めも作成。9mm拳銃をモチーフにしたイラストなど、細部にも注目したい
■あちこちに取り付けたのはそれっぽさを演出する
「モデルガンたち」
銃の扱いに慣れているかざりさんが手がけた軍用車だけど、撮影用に取り付けているのはモデルガン。そうはいっても重機関銃は迫力満点だ。
■PXで購入自衛官時代からの相棒
「迷彩リュック」
「小ぶりだけど荷物がたくさん入るので重宝しています」というのは自衛官時代に駐屯地内にあるPX(売店)で購入した迷彩リュック。駐屯地を開放するイベントがあれば、一般人でも同等品を購入できるチャンスあり
■アウトドアブランドのタフな飯盒
「飯盒」
浅型が話題になっているが、かざりさんが3年前より使っているのはツヤツヤ塗装の飯盒。ブランド名は失念したそうだがおそらくキャプテンスタッグ製で「パッキングしやすく壊れることもなく丈夫です」
■いつもどこで軍モノを手に入れている?
ユーズド中心の軍モノはどうやって手に入れている?「必ず店舗で実物を確認してから買います。これが欲しいと狙いを定めて買いに行くより、フラッと立ち寄ったミリタリーショップで思いがけずいいものと出会うことも多いです」
※2023年7月6日発売「GoodsPress」8-9月合併号70-71ページの記事をもとに構成しています
<写真/かざりぷろじぇくと 文/大森弘恵>
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