■1台2役。水拭きもできる賢いロボット掃除機
アイロボット
「ルンバ コンボ j7+」(15万9800円)
世界中にユーザーが多く、そこからデータを集めて障害物の見分け方を学習しているので非常に賢いです。アプリも使いやすくて、便利に使えます(石井さん)
下面のエッジクリーニングブラシと2本のゴム製デュアルアクションブラシ、パワーリフト吸引でゴミを収集。床の状態を見分け、フローリングであればゴミを吸引しながら圧力をかけて水拭きも、と1台2役をこなす。
■毎回の掃除が完全自動化。ハンズフリーで終了
エコバックス
「DEEBOT T20 OMNI」(17万9800円)
以前にも増しての障害物回避プログラムの進化や、清掃中にモップが汚れると一度ステーションに帰り洗浄してから再開する、などに賢さを感じました(石井さん)
構造化照明テクノロジーとリアルタイムの3Dスキャン、および検出を使用して物体を回避。6000Paの吸引力と新たなゴムブラシでフローリングはもちろんカーペットの汚れも強力に掃除をしてくれる。
■得意のモーター技術でパワフルクリーニング
ダイソン
「Dyson 360 Vis Nav」(実勢価格:19万円前後)
魚眼レンズのカメラと26個のセンサーで360度を検知し、障害物を避けながら掃除をするのですが、掃除機本来の能力に優秀さを感じたモデルです(石井さん)
最大11万回転/分のモーターでパワフルな吸引力を発揮。3種類のブラシの組み合わせでフローリングの溝の埃やゴミから、カーペットの毛髪などもかき出しながらキレイに掃除していくことができる。
■AI家電の「AI」って何のこと?
AIはArtificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス)の略。Artificialは人工的な、Intelligenceは知的や知性という意味がある。日本語では「人工知能」と訳され、様々な状況を学習し、それに合わせた対応を行うようにプログラミングされたコンピューターのことだ。その歴史は意外と古く、1955年当時ダートマス大学に勤務していた“AIの父”と呼ばれる計算機学者、ジョン・マッカーシー博士が提唱したのが最初だ。
その後、何回かのブームと冬の時代を経て研究や技術開発が進み、現在は第3次ブームが訪れている。初期は特定の問題について、コンピューターが推論と探索を行なって解答を導き出すもの。次に一定のルール(プログラム)を人の手で入力しておいて、状況に応じて答えを導き出すエキスパートシステムに進化。
そして現在はAI自体がネットワーク上にあるビッグデータにアクセスして知識を獲得し、学習していく“ディープラーニング(深層学習)”が登場し、ますますAIの発展に拍車をかけている。
※2023年7月6日発売「GoodsPress」8-9月合併号24-25ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/松尾直俊>
【関連記事】
◆「Dyson 360 Vis Nav ロボット掃除機」ならエッジノズルで壁際もしっかりキレイに
◆直径248mm!SwitchBotの新作ロボット掃除機は小径だから狭い場所も苦にしない!
◆モップを自動洗浄&乾燥するロボット掃除機って手間要らずで便利!
- 1
- 2