【501(1973〜76)】赤タブがスモールeにシフト縦落ちが楽しめる“66前期”リーバイス
「501(66 SS)」(ベルベルジン販売価格:6万5780円)
最大の特徴が、赤タブに刺繍されていたLEVI’Sの文字がLeVI’Sへと変わったこと。また“縦落ち”と呼ばれる美しい色落ちが楽しめるのも、このモデルまで。1966年製造だから“66”と勘違いする人も多いが、実は違う。
【501(1977〜79)】
一部のディテール以外は前期とほぼ変わらぬ “66後期”
リーバイス
「501(RED LINE 66後 L/CUT)」(ベルベルジン販売価格:28万3800円)
バックポケット裏がチェーンステッチになった以外は“66前期”とほぼ同様。生地の縮み率が8%は本モデルまで。デッドストックでありながら前出の“66前期”より安いのは丈詰めされているから。
【501(1980〜86)】
ヴィンテージ501と呼べるのはこの“赤耳”まで
リーバイス
「501(RED LINE DS)」(ベルベルジン販売価格:32万7800円)
赤いラインが走るセルビッチ、通称“赤耳”。このビッグEと並ぶヴィンテージ501のアイコンを有する最終型。後継モデルは“脇割り”と呼ばれ、80年代製造の両方をまとめて“ハチマル”と呼称したりもする。
■これが最新の501!! 変わらぬ魅力と人気のヒミツ
一世紀半にも及ぶ歴史の中、時代に合わせて変化し続けてきた「501」。最後は、現行モデルをご用意。その特徴をリーバイスPRチームに尋ねると、「タフなクオリティを保ちながら、常に時代の真ん中をいく王道のストレートを打ち出しています」との回答が。
「変わらず守るものと時代に合わせた変化の絶妙なバランスを保ちつつ、多様なライフスタイルに寄り添いながら進化する。それこそが『501』が愛されてきた理由なのだと思います」
1993年にヨーロッパ規格とアメリカ規格が統一され、両方の長所を取り入れた仕様へとアップデートされて以降、数年おきにマイナーチェンジが行われているとか。だが、パッチと赤タブとボタンフライ、そしてクオリティの高さは常に変わらず、ファンを魅了し続けている。
未経験の人も、久しぶりにはいてみようという人も、まずはこの『501 オリジナル』を試してほしい。ジャストで穿くか、サイズアップするのか、サイズ選びもまた醍醐味の1つ。ポイントは、自分が“ちょうど心地良い”と思えるどうか。もし悩んだら、プロのいるリーバイスストアを訪れよう。自分だけのスタンダードが見つかるはずだ
【501 ORIGINAL】
変わらぬ伝統的ディテールと嬉しいアップデートが1つに
リーバイス
「501 ジーンズ ダークインディゴ CRISPY RINSE」(1万4300円)
2018年秋冬にモデルチェンジした、最新の現行「501」の姿をご覧あれ。濃紺の色合いにボタンフライ。すっきりと落ちるストレートフィットの堂々たる佇まい。リベットやレザーパッチ、赤タブ、バックポケットに走るアーキュエイトステッチなど、ディテールまでも抜かりなし。
【501 150th アニバーサリーモデル】
150周年モデルの501もCHECK!
リーバイス
「501 ジーンズ リジッド RAIN FOREST」(1万9800円)
150周年イヤーということで、これを記念した「501」が多数ラインアップ中。どれも人気が高く、ここで紹介するモデルも既に品薄状態。とはいえせっかくの機会なのでご覧あれ。
※2023年7月6日発売「GoodsPress」8-9月合併号104-107ページの記事をもとに構成しています
<写真/河田浩明 取材・文/TOMMY 撮影協力/ベルベルジン、リーバイス ジャパン>
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