【First Product】焚き火との相性がいい三角テーブル「derutas」
焚き火テーブルといえば長方形が定番だが、「derutas」は天板を大胆な三角形にすることで火にかけやすく、無駄のないギアへと昇華。初期モデルはフチなしだったそうだ。
■趣味はキャンプと釣り
天井に掛けられているシットオントップカヤックとSUPは、どちらも海での釣りに使うためのもの。キャンプと同じくらい好きな釣りからヒントを得たのが「鍵フック」だ。
■使っているのは黒皮鉄
サンゾクマウンテンの製品は、一貫して黒皮鉄製。防錆加工を施していない無塗装だが、酸化皮膜を覆っているので、ときおり軽く表面を拭いておけばひどく錆びることはないという。
■事務所前で燃焼テスト
事務所の一部に薪をストックした焚き火スペースを確保し、いつでも燃焼テストに取り組める環境。知り合いに譲ってもらい、自分で割っているという薪は広葉樹が中心。サクラなど香りのよいモノも多いそう。
■ハンマーはどっしりした重みがあればこそ
壊れることがなく買い換え不要のハンマー「json」シリーズ。振りおろすのではなくヘッドが落ちる力を利用するので、とにかく重いが疲労しづらい設計。長いペグを何本も使うシーンに重宝する。
■釣り針がヒント
ワイルドなキャプシーンにマッチする三脚「jarajara」。その中央に伸びているのは釣り針をイメージしたフックだ。市販のチェーンではなく、鉄板を切り出したリングでチェーンを作り、強度を持たせているのも芸が細かい。
■大きめランタンを吊しても倒れない
ランタンポールはまっすぐだという概念を覆し、くの字に曲げた画期的デザインの「shockセット」。まっすぐ下に力がかかるため安定感抜群だ。つなぎ目にもフックを取り付けられるのも優秀。
■sanzoku mountainのイチオシ
▼炎の前で鳳凰と龍神が舞う焚き火台「mouncol」
熱変形に強い円筒形で、極太薪をも受け止める大きな火床は焚き火のわずらわしさを極限までなくした名品「mouncol」。個性豊かな図柄が炎によって揺れ動き、飽きることなく眺めていられる。
※2023年9月6日発売「GoodsPress」10月号70-71ページの記事をもとに構成しています
<撮影/逢坂聡 取材・文/大森弘恵>
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