【Others】
シーンを問わず着用できるシンプルなデザインのロレックス
エクスプローラー、デイトジャストなどを中心にシーンを問わず使えるロレックスを紹介。ベーシックさの中に見える細かな違いに注目して選んでほしい。
■エクスプローラー初の40mm。大型ケースで存在感アップ
以前に39mmは出たことがありますが40mmは初めて。大型ケースが長く人気なことも、40mmの発売に関係しているかもしれません(阿部さん)
ROLEX
「Explorer 40 Ref.224270」(154万8000円)
安定した人気を誇るエクスプローラー。ケース径は36mmが基本だが、2023年に40mmのモデルが発売。4mmの違いによって着けた時に受ける印象が大きく変わる。
■90年代のエクスプローラー。若い頃に憧れたあの1本
エクスプローラーは世代ごとの変化が少なく、初めての方は違いがわからないことも多いモデル。現行とはバックルの作りが大きく違います(阿部さん)
ROLEX
「Explorer Ref.14270」(92万8000円)
Ref.14270は1990年代に製造され、当時、ドラマで着けていた有名人を見て憧れた人も多いであろう1本。同シリーズ定番の36mmケースでシーンを問わず使える。
■シンプルさの中にある歴史経年変化で深みが増した
経年変化は過去にはただの劣化と評価されてきましたが、近年はディテールとして注目されています。特にミラーダイヤルは評価が高いです(阿部さん)
ROLEX
「Oyster Date Ref.6694」(62万8000円)
1950〜1980年代に製造されていたオイスターデイトの中から、1960年代に製造された1本。ミラーダイヤルの文字盤は少しエナメル質で経年変化で良い風合いが生まれる。
■定番のデイトジャスト。飽きのこないシンプルさが◎
ディテールや世代ごとの違いが最近、注目されるようになってきたモデル。これから人気が上がることが予想されます(阿部さん)
ROLEX
「Date Just Ref.1601」(78万8000円)
オーソドックスなデザインで1970年代に製造。1960〜1980年代のデイトジャストは文字盤のデザインや素材違いも豊富にあるので、自分だけの1本を探すことができる。
■個性派が好きな人向け。異端のデイトジャスト
従来のデイトジャストはシンプルな時計。昔から見てきた人には違う時計に思える珍しい1本です(阿部さん)
ROLEX
「Date Just 41 Ref.126301」(198万円)
現行で発売されているデイトジャストの1つで、通常(36mm)より大きい41mmケースやグリーンのローマインデックスが特徴。18金の使用によりラグジュアリーな雰囲気に。
▼人と違うロレックスが欲しいならとことん古いものを 探すのもアリ
ロレックスにシルバーやゴールドのイメージを持つ人が多いかもしれない。しかし、古い年代の時計を徹底的に探せば、アンティーク感満載の1本に出会えることもある。
■90年間、時を刻んできたアンティークオイスター
この時代の時計は修理不能なことが多く、使えるものは大変希少です。ストーリー性があり、その時代にあった証になるディテールも◎(阿部さん)
ROLEX
「Oyster Ref.2081」(73万8000円)
1936年に製造され、今も使用できる希少なオイスター。文字盤の裏に「X’mas 1939」とエングレービングされており、当時、大切な人に送られたギフトだっだと推測される。
※2023年10月6日発売「GoodsPress」11月号56-59ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/NOHOHON PRODUCTION 写真提供/ジャックロード>
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