寒くなると恋しくなるのがダウンウエア。抜群の保温力だけでなく、ウエア自体が暖かいんじゃないかと思ってしまうほど、着た瞬間に暖かさを感じるところも寒い日には助かります。
“もこもこ”のウエアにはさまざまありますが、知っておきたいのは“もこもこ”=ダウンではないということ。ダウンとは、ガチョウ(グース)やアヒル(ダック)などの水鳥の羽毛のことで、これを使ったウエアをダウンウエアといいます。ダウンは空気を多くため込めて、この空気が断熱や保温の効果を発揮します。
近年は化学繊維で作った中わた素材も進化しており、とくにアウトドアブランドが開発する中ワタ素材は暖かさや軽さでダウンに引けを取らないレベルのものも存在します。これらを使ったウエアも見た目は膨らみがあり、ダウンウエアと変わらない雰囲気になります。
ただし、保温力という意味ではやはりダウンに軍配が上がります。嵩の高さを示すFP(フィルパワー)が550以上あれば、その暖かさを実感できるはずです。もちろん中わたにも水濡れに強い、価格が安いなどのメリットもあるので、着用する状況に応じて選ぶのがベスト。
とはいえ、急に寒くなると、とにかく暖かいアウターを選びたくなるものですよね。そこで、ダウンウエアでは一日の長のあるアウトドアブランドが手掛ける、高機能ダウンジャケットを5つご紹介しましょう。
【次ページ】どれも着た瞬間に暖かさを感じられるハイスペック▶
- 1
- 2