■軽量・コンパクトで狭い山道も豪快に駆け抜ける
SUZUKI
「JIMNY」(155万5400円〜)
ランクルと並び日本を代表する本格クロスカントリー。伝統のラダーフレーム構造を採用し、コンパクトなボディを活かして山道や林道といった狭い道も難なくこなすフットワークを持つ。高い脱出性能を実現するブレーキLSDトラクションコントロールなども搭載。カスタムパーツが豊富で、自分だけの一台にカスタマイズするファンも多い。
■高い走破性と安全性を兼備
LANDROVER
「DEFENDER」(856万円〜)
英国ランドローバー屈指の走破性を誇るヘビーデューティオフローダー。軽量アルミモノコック構造を採用し、同ブランド史上もっとも頑丈なボディ構造を実現している。高い走破性に加え、先進のシステムも多数搭載し、安全性や快適性も高めている。ショートホイールベースの90、ロングの110のほか、8人乗りの130もラインナップ。
■ジープブランド最強のオフローダー
JEEP
「WRANGLER」(870万円〜)
本格4WDと聞いてジープをイメージする人は少なくないだろうが、その走破性の高さを体現しているのがラングラー。特に世界一過酷と言われる米国の“ルビコントレイル”が由来のグレード「ルビコン」は、フルタイム4WD×前後デフロックを採用するなど、ジープブランド最強のオフローダーとなっている。趣向を凝らした特別仕様車が多いのも魅力。
■復活を遂げた世界的に有名なピックアップ
TOYOTA
「HILUX」(407万2000円〜)
1968年の登場以来、世界での累計販売台数が1700万台を超えるベストセラーピックアップ。2004年に生産中止となっていたが2017年に復活。「タフ&エモーショナル」をコンセプトに、迫力と躍動感のあるデザインとなり、アウトドアファンから高い支持を受けている。パワートレインは、2.4Lディーゼルに6ATを搭載。定員は5名。
■12年ぶりに帰ってくる新時代のピックアップ
MITSUBISHI
「TRITON」(価格未定)
三菱自動車が世界に先駆けタイで発売した1トンのピックアップトラック。「Power for Adventure」をコンセプトに、ラダーフレーム、エンジン、サスペンションなどを新開発。これからの時代に相応しいピックアップトラック像を具現化している。日本市場への投入は12年ぶりとなり、販売は来年初頭を予定。
■都会派と思いきや悪路も得意なSUV
TOYOTA
「RAV4」(293万8000円〜)
“シティ派SUV”のイメージが強いかもしれないが、現行モデルはオフロードもグイグイ走れる。世界初(当時)となる「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を採用し、走行状況に応じて前後のトルク配分や後輪のトルクを左右で独立制御。悪路でも安定した走行を実現している。4WDながら燃費も15.2km/L(WLTCモード)と好燃費。
■実は世界屈指の本格オフローダー
Mercedes Benz
「G-Class」(1251万円〜)
1979年に登場した最高峰クロスカントリーの最新モデル。街中で見かける機会が多いものの、実は世界でも指折りのオフローダーとして有名。基本デザインは踏襲しつつも、ラダーフレームやサスペンションを新設計。最新技術でアップデートし、オン・オフ問わず高いパフォーマンスを発揮する。エンジンはV8 4Lのツインターボを搭載。
※2023年11月6日発売「GoodsPress」12月号70-73ページの記事をもとに構成しています
<文/島下泰久>
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