【幕】張ればそこが秘密基地
身体を休める場所作りに欠かせない幕。「スタンダードは3×3mのタープですが、軽さを優先するなら2.3m四方もあり。長方形はフロアを作れるという利点があります」(越山さん)
1. テントとしても使えるマルチな難燃タープ
グリップスワニー
「ファイヤープルーフ GSタープ」(4万2350円)
従来の難燃素材より5倍も強度がある難燃生地ブレイズシールドを用いたタープで、万一炎に触れても燃え広がらず炭化。19個ものループと鳩目を備えておりいろいろな形を作れる。張り綱付属。サイズ:3×3m
2. 立ち姿が美しい注目ブランドのTCテント
TOKYO CRAFTS
「ダイヤフォートTC」(3万9800円)
タープ泊の定番“ダイヤモンド張り”を思わせるシルエットのテント。通気性と遮光性にすぐれたTC製で、前面パネルを取り外せばより開放的になる。アルミポール、ペグ、張り綱付属。サイズ:3.3×2.75×H2.15m
3. TC素材のハンモックなら近くで焚き火もOK
テンマクデザイン
「焚火ハンモック」(3万7400円)
特殊なフレームと立体裁断構造で、寝返りをうって身体が端に寄っても安定する。本体とフライにTC素材を採用しているので火の粉で穴があきにくいことも大きなメリット。ロープ別売。インナーサイズ:90×200×H75cm
4. あると雰囲気UP!
ダーラム
「トナカイファー ワード M」(1万5400円)
タープ泊の大敵、地面からの冷えと湿気を遮断できる毛皮。毛が抜けにくい特殊加工済みで長く使える。サイズ:約70×40cm
【刃】全てを生み出す要ギア
「ナイフは断面形状がコンベックスかスカンジのフルタングが、バトニングには理想。斧か鉈かは好みが分かれますが、刃渡が短い斧のほうが恐れずに使えるのでは」(越山さん)
5. 目詰まりしづらく軽快に刃が食い込む
シルキー
「ゴムボーイ 荒目 270」(4818円)
太目の生木をザクザク切れる剪定鋸。アサリなし(鏡面研磨仕上げ)のおかげで切り口は美しい。ベルトに取り付けられるクリアケース付き。刃長27cm、刃厚1.4mm
6. 野営に必要なモノをまとめて持ち運べる
モーラナイフ
「ガーバーグ サバイバルキット(S)」(1万3200円)
ファイヤースターターとシャープナー、パラコードをまとめて持ち運べるフルタングナイフ。切れ味のよさも自慢。スカンジグラインド。刃長10.9cm、刃厚3.2mm
7. 原幸治デザインの美しいフルタングナイフ
MITSUBOSHI
「Outdoors Northern Land ロッキー」(2万9700円)
グリップ位置を変えられるので操作性良好。再生紙由来のハンドルは環境負荷が低いうえ耐熱性、耐火性、耐水性よし。コンベックスグラインド。刃長10.5cm、刃厚3.5mm
8. 斧頭に刻まれているのは職人の誇り
グレンスフォシュ・ブルーク
「ワイルドライフ」(2万3650円)
焚き付け用に備えたいバランスの良さが自慢の斧で、斧頭に職人のイニシャルを刻印。代理店であるファイヤーサイドで柄の有償交換を行っており一生の友となる。刃長8cm、斧頭W13cm