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USB Type-C端子やチタン素材の採用で話題を集めているiPhone 15シリーズは、仕事でどれほど活用できるのか? 発売直後から使用しているITジャーナリストの西田宗千佳さんに、新たな特徴の実感と、ビジネスユースに活用できる機能について聞いた。
■着実な進化で使い込むほどに作業効率化を実感!
今回登場の新シリーズではiPhone 15 Pro Maxを購入した西田さん。実際に1カ月以上使ってみて「良くも悪くも大きくは変わっていない」と感じたという。
「Proシリーズのチタン素材は、以前より微妙に軽くなって角に丸みを感じるので、少し持ちやすくなったとは思います。カメラもPro Maxで望遠5倍を新たに採用しましたが、画質の面では大きく変わってないように感じます。ただ、全体的に細かな使い勝手は改良されていて、USB-C端子やアクションボタンの採用も着実に利便性を高めていると言えます」
個々の機能について仕事目線で見ていくと、まずUSB-C端子への変更が大きいという。
「USB-C端子に変わったことで、USBメモリが直接使えるようになりました。USB-CケーブルでPC用ディスプレイにもつなげるので、プレゼンなどにも活用しやすくなっています。PCなどからの充電にも対応しますし、幅広い機器と接続しやすくなったので、汎用性が高まったと思います」
Proシリーズに搭載されたアクションボタンも実用的だ。
「これはカメラやボイスメモなどの機能を任意で割り当てて、素早く起動できます。撮影モードなどの指定やショートカットとの連動などカスタマイズ性が高く、頻繁に使う機能を割り当てると重宝するでしょう」
また、NameDropをはじめiOSで使えるようになった新機能も仕事で役立つ。
「明確に『この仕事でフル活用できる』と言えるような進化はないですが、シーンを問わず使いやすく改良されているのは確か。3年くらい前の機種から買い換えると、全体的に使いやすさを実感でき、仕事にも積極的に活用したくなると思います」
ITジャーナリスト/西田宗千佳さん
フリージャーナリストとして、PC、デジタルAV、家電、そしてネットワーク関連などを対象に国内外で幅広く取材。主に、各種機器や業界の取材記事と個人向け解説記事を担当し、主要新聞やWeb媒体に寄稿するほか、テレビ番組の慣習なども手がける
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