1. デザインも品質も隙なし。進化を続けるハイコスパダウンの“キング”といえば
UNIQLO(ユニクロ)
「ウルトラライトダウンジャケット」(6990円)
“ハイコスパダウン”の大代表といえば、ユニクロが擁する「ウルトラライトダウンジャケット」です。細部の完成度も高く、表地に使われているマットなタフタナイロンは、軽くしなやかで、小雨程度の水をはじく撥水効果も備えています。
さらに裏地には静電気防止加工が施されていたり、収納袋がついていたりと、使い勝手の良さも文句なし。
肝心の保温性に関しても、750フィルパワーのプレミアムダウン×フェザーでばっちり。ダウンパックがない分、着心地をさらに軽く感じます。
今シーズンは従来モデルよりキルト幅が広く設計され、シルエットもほどよくゆったりめにアップデート。カラーブロックデザインと相まって、旬を感じさせる一着に仕上がっています。
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2. アウターとしても優秀!フリースの両面使いで暖かさを向上
無印良品
「ボアフリース ジャケット」(4990円)
無印良品のラインナップの中でも、人気の高いアウターが「ボアフリース ジャケット」です。人気の理由はズバリ、暖かさ!
表地だけでなく、裏側にもハリコシのあるリサイクルフリースを貼ることで、防寒性が高められています。さらに裏地によって適度な立体感が生まれ、アウターとしての見栄えがよくなるというメリットも。
パターンも技ありで、アームや身頃に程良いゆとりを持たせることで、厚手のニットやシャツ、スウェットなどともレイヤードがしやすくなっています。
もちろん、寒さの厳しい時期はダウンジャケットやコートの下に着込むのもアリ。この完成度と汎用性の高さでアンダー5000円とは驚き!
>> 無印良品
3. デザインも暖かさも“値段以上”の価値を感じさせる良質MA-1
GU(ジーユー)
「ヒートパテッドMA-1ブルゾン」(4990円)
ここ数シーズン、グングン注目度が高まっているMA-1。今シーズンはさまざまなブランドからリリースされていますが、コスパは今年もGUがダントツでしょう。
マットな高密度ナイロンが使用されたMA-1は、腕のシガレットポケットなどオリジナルを踏襲しつつ、縫い目にパッカリング加工を施すことでミリタリーウエアらしいオーラも付与されています。
細部の作り込みもまた値段以上。表地のナイロン生地は軽い雨をはじく撥水機能をそなえ、ポリエステル中綿で保温性もアップ。
また、今シーズンは袖口に風の浸入を防ぐ二段リブが新設されるなど、防寒アウターとしての機能が高められています。若干着丈が長めのリラックスフィットはコーディネートのしやすさも抜群です。
>> GU
4. 1着で2着分の活躍を約束する万能リバーシブルコート
洋服の青山
「ゼロプレッシャーコート」(9900円)
1着で2通りの着方が楽しめるリバーシブルコート。ただ、どちらかの側がド派手な色で、結局片側しか使わない…というものも少なくないのですが、その点、コチラのリバーシブルハーフコートは、ライトグレー⇔ブラックという両A面仕様。シンプルなデザインも手伝って、オンオフ問わず、幅広い着こなしが可能です。
しかも、ライトグレーはマットで、ブラックはシャイニーと印象がガラッと変わるのも魅力的。モデル名の由来ともなった4WAYストレッチ素材は超軽量で体を動かしやすく、かつ植物由来樹脂を用いたハイテク軽量中綿によって保温性も◎。
今シーズンはAラインシルエットにリニューアルされ、印象がよりスタイリッシュに。昨年を超える人気が予想されます。
>> 洋服の青山
5. アウトドアギアの開発で培われた技術力をアウター開発にフィードバック
LOGOS by LIPNER(ロゴス バイ リプナー)
「LOGOS by LIPNER 防水防寒ジャケット #31202」(6215円)
予算は心もとないけど、一流アウトドアブランドのアウターが欲しい…そんな願いを叶えてくれるのが、日本アウトドア界の実力派ブランドが手がけるLOGOS by LIPNERです。その実力を物語るのが、ラギッドな雰囲気を醸し出すこちらのジャケット。
モデル名はダテではなく、撥水加工によって耐水圧5000mmを実現するほか、インナーのキルティングと衿ボアによって保温性も確保。縫い目やファスナーはシームテープで処理され、水の浸入を軽減します。
収納力も抜群で、フロントには道具を収納するのに便利な4つの大型ポケットが装備され、左腕にはペンホルダーもあしらわれています。シルエットはゆったりしており、レイヤードにも対応。
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それほど多くはないものの、品質とリーズナブル価格を両立した優秀アウターは存在します。今回紹介したラインアップは、品質はもちろん、ダウンジャケット、フリースやリバーシブルコートとバリエーションも多彩に揃います。
さらにストレッチ性や撥水機能など値段以上の機能性を持つ優れものばかり。しかもデザインもシンプルで着回しがきいて、ゆったりめのシルエットも今どき。メインアウターとして冬スタイルの主役を張れる逸材が揃います。
<文/押条良太 メイン写真/五十嵐 真>
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