GoodsPress AWARD 2023
ーノートPCー
<大賞>
■ROG初のポータブルゲーミング機
ASUS
「ROG Ally」(8万9800円~)
PC市場が需要の底にある中、22~23年にはハンドヘルド型のゲーミングPCの話題が大いに増えました。なかでも同機はROGブランドの安心感も相まって存在感を発揮。話題性やバッテリー関連機能などを評価しました
7型フルHD・120Hz画面を備えたポータブルゲーミングPC。別売のACアダプターを介してモニターに出力すれば、据え置き型のPCとしても使える。6月には上位のRyzen Z1 Extreme搭載モデルが、9月に廉価のRyzen Z1搭載モデルが発売された。
<究極テクノロジー賞>
■Intelベース版からの買い替えで訴求
アップル
「MacBook Pro」(24万8800円~)
3nmプロセスで製造された「M3」世代のチップを新搭載。クリエイティブな用途以外についても、ゲーミング等も意識したであろうグラフィックス関連の機能追加に注目です
11月に「M3」シリーズを搭載した14型/16型の2サイズが発売。従前の13型は廃止された。最上位の「M3 Max」を搭載したモデルでは、過去の「M1 Max」搭載モデルと比べて最大2.5倍高速になったとされる。
<超薄型なのにタフネス賞>
■大画面×薄型軽量を追求した一台
LG
「LG gram SuperSlim 15Z90RT-MA53J」(25万8000円~)
15.6型のノートPCでありながら、1kgを下回る軽さに驚愕。それでいてMILスペックの耐久テストもクリアしており、大画面を軽やかに携行したい人には強く響く一台です
9月に発売された薄型軽量の15.6型モデルで、第13世代のインテルCore i5-1340Pプロセッサーを搭載。バッテリー持ちは最大13時間。充電アダプタにも小型・軽量なデザインが意識されている。
<定番中の定番賞>
■「これでよい」の定番として
NEC
「LAVIE N1475/GAシリーズ」(10万6480円~)
10万円強から手が届く選択肢としてバランス感が魅力。フルHDカメラの搭載、Web会議での音響調整機能などを備えるのがポイント。アスペクト比16:9のモデルも選べます
8月に夏モデルとして発表された5機種のうちの14.0型モデルで、第12世代インテル Coreプロセッサーを搭載。ポート類はUSB Type-C/Type-A、HDMI、SDカードスロット、3.5mmイヤホンジャックなど豊富。
<使い勝手バツグン賞>
■マイナーチェンジでも堅実に進化
VAIO
「VAIO SX14」(21万7800円)
バッテリー節約機能やWebカメラ関連機能の充実など、イマドキな用途の進化を評価。アスペクト比16:10への未対応は惜しいものの、後に発表された「S13」が対応しました
6月に第13世代インテルCoreプロセッサーに刷新して発売された14.0型ワイドモデル。数量限定の特別仕様モデルなども用意された。オプションでタッチ操作対応ディスプレイを選べばペン入力にも対応可能だ。
※2023年12月6日発売「GoodsPress」1・2月合併号32-33ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/井上晃 撮影/湯浅立志(Y2)>
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