■5万円超えの電動コーヒーグラインダー
円道 じゃあ最後に、円道なんですが、今年買ったドヤりたいもの。 まあ、ある意味、この企画は私がこれを語るがために作ったような企画でもあるんですが。私が買ったのはオーストラリアのLAGOMというブランドの「LAGOM mini」という電動コーヒーグラインダーです。
若澤 これグラインダーなんだ。
円道 そう。これ、ずっと欲しかったんですよ。ずっと狙ってたんですけど、ここのところ円安円安で。今は日本でも代理店みたいな感じで販売してるところもあるんですが、基本的には本国サイトで買う。（購入）当時の価格が、416USドル。で、僕が買った時が5万6919円。クレジットカードの明細で確認しました。
まあ、約5万7000円をコーヒーミルに使うってどうよ、って思ったりするじゃないですか。確かに正気の沙汰じゃないんですけど（笑）。でも最近ものすごく価格が高騰してるんですよ。元々持ってたカリタのナイスカットGっていう電動ミルがあるんですが、買った当時、4、5年前なんですけど、その時で2万円ぐらいだったのが、いま4万5000円ぐらいになってる。いろいろ事情があるらしいんですが。
で、今回買った「LAGOM mini」、本当にちっちゃい。（挽き目は）無段階で調整可能。最近は、高性能のミルといえばコマンダンテっていうドイツのハンドミルなんですが、そういう高級ハンドミルを電動にしたみたいな感じだと思えばわかりやすいかなと。構造がすごく似ている。
澤村 わかりやすくない（笑）
円道 はい、わかりやすくないですね（笑）。なんだろう、そんなにいっぱい（量を）挽けるわけではないから、便利か不便かって言われたら、人によるとは思うんですけど。挽き目も（だらだらと説明しているがわかりづらいので省略）
▲粉受け缶の底と本体の台座にマグネットを内蔵していて、中央にピタッと収まる（ということをダラダラとドヤってました）
若澤 なんか、聞けば聞くほど何がいいのか、決め手はなんだったんだろうって。元々カリタ使ってたじゃないですか。それと違う点っていうと、無段階とか？
円道 えっとね、まず、ものすごく細かくまで挽けるっていうのがひとつ。多分、ほぼエスプレッソに近いレベルの極細挽きまで挽ける
若澤 円道さんの好みとしては、ちょっと細挽き？
円道 細挽きも挽けるようにしておきたいというのと、あとね、ものすごく静かなんですよ、音が。
若澤 なるほどなるほど。（電動ミルって）音うるさいですよね。
円道 カリタもそうだし、フジローヤルのみるっことかもそうだけど、やっぱり音はうるさい。あと、コンパクト。置き場所にそんなに困らない。基本は1杯ずつ挽いてて落とすってしているので。
若澤 家ではコーヒーは円道さんしか飲まない？
円道 そう。
若澤 あ、そうなんですね。
円道 だからもう完全に自分の世界ですよ。自分だけのコーヒーコーナーを確保して。
若澤 ちなみに家族からは（買ったことに）なんて言われたんですか？
円道 もう何にも言われないです。諦められてます。ここはもう俺の聖域だぞっていう（笑）。キッチンの一角にコーヒーコーナーを作ったんだけど、 唯一キッチンでちょっと広いスペースになってる。だから、気が付けばみかんが置いてあったり。聖域に勝手になんか置かれたりして、ちょっと腹が立ってるんです（笑）。
今年はこの「LAGOM mini」をはじめ、いっぱいコーヒー道具を買いました。今後も、いろいろと皆さんに（コーヒー道具を）紹介していければなと思っております。
■来年もおそらくドヤりたいモノを買いそうです
円道 皆さん、思いの丈は全部吐き出せたでしょうか？
若澤 ばっちりです。澤村さんは？
澤村 大丈夫です
円道 まだ言い足りない？
澤村 いやいや、あの、まーキャンプで使いたいなと（笑）
円道 今年は結局、全員揃っては1回しか行けなかったんで、来年はぜひまた春に。春はまだ寒いので、寒いところには行きたくないなというのはありますけど。
澤村 いや、みんな寒いじゃない。
円道 でもね、3月って千葉と山梨じゃだいぶ違いますからね。
澤村 これが今回、（円道くんが）買ったものがミルじゃなくてシュラフだった場合、寒いとこ、自分から行く。単純にドヤるものがないから
若澤 なるほど（笑）
円道 いやいやいやいや
澤村 他にドヤるものがあるから、（寒くない場所に行こうとか）そんなこと言ってますけど、これがドヤりたいのが例えばナンガの高いシュラフとかっていうことであれば「寒いとこ行かない？」って（笑）
若澤 山梨とか長野とか。
澤村 「大丈夫だよ俺は」みたいな（笑）
円道 いやいや、でもまあね、確かに超高級シュラフを買ったら、もう、すぐにでもキャンプ行こうぜ！って。
若澤 それはちょっとひとりで行ってもらって（笑）
円道 でもまあ、来年もまたみんないろいろ買うと思いますので、1年後またドヤドヤしてもらえることを期待しております。
以上、&GPのポチる前に聞きたい話、何も参考にならないかもしれないですけど、2023年買ったドヤりたいものでした。ありがとうございました。
澤村・若澤 ありがとうございました。
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＜構成／円道秀和（&GP）＞
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