【GoodsPress Award 2023】
メンズ美容の高まりは、数年前から既にその傾向にあったものの、コロナ期間を経て急加速。さらに、“脱マスク化”による後押しにより、ブームで終わることなく定着した。市場もそれに合わせてバラエティに富んだアイテムが盛りだくさん。自分に足りない要素を見極めてぜひ導入を!
* * *
ひと昔前まで、スキンケア対策をしっかり行う男性を“美容男子”と呼び、少々珍しい対象として扱われていたものの、今やビジネスシーンにおいて“清潔感”は必須項目。部位に関しても、フェイス中心の時代から全身へと広がっているのが近年の特徴だ。
「最近の傾向としては、ムダ毛をどう処理するか、に注目が集まっているようです。短くカットするのか、それとも脱毛してしまうのか、美容への意識は年々高まっている印象です」
と、美容ライターの灰岡さんが言うように、2023年はシェーバーや光美容器などの新製品が充実している。
中でも、大賞に選出されたパナソニックの「パームイン」は、手のひらサイズのシェーバーという今までにないサイズ感と使用感に仕上がっており、他のアイテム同様、持ち運びを可能にする“小型化”も重要なポイントとなりそうだ。
対面でのミーティングや、イベントのリアル開催、行動制限のない年末年始など、オン・オフ問わず、人と直接触れ合う機会がますます増える昨今。「人は見た目が9割」と言われるように、第一印象はコミュニケーションするうえで重要な要素のひとつ。“美容”に取り組むことは決してムダにはならないはずだ。
エディター・ライター/灰岡美紗さん
出版社2社にて、メンズ誌、女性誌の編集を経て、フリーに。 以後、ファッション、ビューティ、ライフスタイルなどジャンル問わずに紙媒体・WEB媒体で編集・執筆に携わる。ここ数年はメンズ美容に関する記事制作が中心