撮影の楽しさが広がる最新注目カメラ6選【趣味な大人のベストバイギア】

2. 手軽さと優れた操作性を両立し4K撮影にも対応

パナソニック
「LUMIX DC-G100DV」(実勢価格:9万4000円前後)

小型サイズで持ち歩きに便利なのに加えて、メニュー画面がわかりやすいなど操作性も優れています(大浦さん)

有効約2030万画素の4/3型Live MOSセンサーを搭載したミラーレスカメラに、24-64mm相当のレンズとトライポッドグリップを同梱。本体は約346gと軽量で顔・瞳認識AFなどアシスト機能も充実。軽快に撮影できる。

▲同梱のトライポッドグリップは動画記録、静止画シャッター、スリープ用のボタンを搭載。ミニ三脚としても利用できる

 

3. 新たにVlogモードを搭載し小型サイズで多彩な撮影に対応

富士フイルム
「FUJIFILM X-S20」(実勢価格:22万円前後 ※ボディ)

静止画、動画どちらも柔軟に使える小型カメラ。同社ならではのフイルムシミュレーションを動画にも利用できます(大浦さん)

自撮りなどに便利なVlogモードを搭載したミラーレス一眼。有効約2610万画素のAPS-Cサイズセンサーを搭載し、最大7段分のボディ内手ぶれ補正も備える。動画撮影はVlogモードに加えて、最大6.2K/30pでの記録にも対応する。

▲小型ボディながら大きめなグリップを備え、持ちやすい形状。新たに大容量バッテリーも採用している

 

<話題を集める注目カメラ>

4. 小型軽量でバランスもいいお手頃ミラーレス

キヤノン
「EOS R100」(実勢価格:8万円前後 ※ボディ)

レンズキットでも10万円以下で購入できるお手頃感が魅力。軽くて小さく、使い勝手のいい機能が備わっています(大浦さん)

EOS Rシステムで最も軽量なエントリーモデル。有効約2410万画素のAPS-Cサイズセンサーを搭載し、機能ガイドやシンプルな操作系など使いやすさにも注力している。動画は4K/24PやフルHD/60Pなどに対応。

▲ボディ質量はバッテリー、カード含めて約356g。コンパクトサイズなので旅先などにも気軽に持っていける

 

5. 世界初のシャッターを搭載した高性能フルサイズ機

ソニー
「α9III」(実勢価格:88万円前後 ※ボディ)

CMOSセンサーの弱点だったローリングシャッター問題を克服。動きの早い被写体に強さを発揮します(大浦さん)

グローバルシャッター方式を世界で初めて採用したフルサイズミラーレス。センサーの全画素で同時露光・読み出しを行い、素早く動く被写体を撮る際に出やすい歪みを防げる。対応レンズの使用時で最高約120コマ/秒のブラックアウトフリー連写も実現。

▲新開発センサーは有効約2460万画素。AIプロセッシングユニットと連動して高度な処理を行う

 

6. 専用センサーを搭載したモノクロ特化型一眼レフ

ペンタックス
「K-3 Mark III Monochrome」(実勢価格:33万円前後 ※ボディ)

モノクロ撮影に特化したモデルで、通常のカラーカメラによるモノクロ撮影より精細感や階調感が優れています(大浦さん)

APS-Cサイズ相当のモノクローム専用イメージセンサーを搭載した一眼レフカメラ。モノクロ撮影用の画質調整機能も備え、調色設定、コントラスト、シャープネスなどを細かく変えられる。4K/30Pなどの動画記録にも対応。

▲専用に新開発されたセンサーは有効約2573万画素。モノクロでの解像感や階調再現性に優れる

 

■レンズの違いを手軽に味わうなら“小三元レンズ”に注目

本格的なカメラを使っていくと、新たに高性能なレンズが欲しくなるもの。特に開放 F値2.8通しのズームレンズ、いわゆる“大三元レンズ”が有名だが、これらは高価なものも多い。そこで注目したいのが、開放F値4通しの“小三元レンズ”だ。明るさの面では大三元レンズに劣るものの、手頃で高性能。大浦さんも「軽くてコンパクトなタイプが多く、使い勝手がいい」とお勧めする。予算を抑えつつレンズの違いを楽しみたいなら“小三元”も注目だ。

▼キャノンRFマウントの主な小三元レンズ

「RF14-35mm F4 L IS USM」(実勢価格:23万円前後)

超広角の画角を生かして風景や建築の撮影に向いたレンズ。最短撮影距離が0.2mと短く、スナップ撮影などにも向いている。

「RF24-105mm F4 L IS USM」(実勢価格:18万円前後)

最大5段分の手ぶれ補正を内蔵し、手持ちでも安定して撮影できる標準ズームレンズ。素早くスムーズなAF機構が動画撮影でも活躍する。

「FR70-200mm F4 L IS USM」(実勢価格:23万円前後)

標準ズームと同程度のサイズを実現した望遠ズームれんず。単体で最大5段分の手ぶれ補正を内蔵し、手持ちや暗いシーンでも使いやすい。

<その他レンズ>

ニコン Zマウント
「NIKKOR Z 14-30mm f/4 S」(実勢価格:18万円前後)
「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」(実勢価格:13万円前後)
「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」(実勢価格:15万円前後)

ソニー α Eマウント
「FE PZ 16-35mm F4 G」(実勢価格:17万円前後)
「FE 24-105mm F4 G OSS」(実勢価格:16万円前後)
「FE 70-200mm F4 G OSS」(実勢価格:16万円前後)

富士フイルム Xマウント
「フジノンレンズ XF10-24mm F4 R OIS WR」(実勢価格:15万円前後)
「フジノンレンズ XF16-80mm F4 R OIS WR」(実勢価格:12万円前後)
「フジノンレンズ XF18-120mm F4 LM PZ WR」(実勢価格:14万円前後)

パナソニック ライカ Lマウント
「LUMIX S PRO 16-35mm F4」(実勢価格:15万円前後)
「LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.」(実勢価格:15万円前後)
「LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.」(実勢価格:16万円前後)

※2024年2月6日発売「GoodsPress」3月号28-29ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【趣味な大人のベストバイギア】

<取材・文/TAYA>

 

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