専門ショップのスタッフに学ぶ“カスタムバイク”の作り方【趣味な大人のベストバイギア】

■たくさん荷物が積めてキャンプにも使える

Tani's
「*RIVENDELL*joe appaloosa」

“たくさん荷物を積みたい” “キャンプで使えること” “オンロードのバイクにしたい”という希望でパーツ選びをして組んだモデル。アップライトなハンドルで乗車姿勢がラク。

▲バスケットはアメリカの老舗パーツメーカー「ウォルド」製をフロントラックに取り付けてある

▲バスケットのどこかにステムバッグ取り付けておくと、バイクに跨ったまま出し入れするのが便利になる

▲バッグはロウ引きされた目の荒いダック生地で、耐久性と撥水性に優れたモデルを使用

 

■軽快に走れるカントリーバイク

Tani's
「*RIVENDELL*A. homer hilsen」

手ぶらで乗るために大きめのサドルバッグと、雨の日に乗車することも考えてフェンダーも取り付けた仕様に。フロントスプロケットを多段にして、軽快に走れるようにしてある。

▲夜間走行のみならず、昼間でも目立つリフレクターを付ければ、ドライバーからの視認性が上がる

▲ライトはフレームと全体の仕上がりを考えて、クラシック感のあるデザインの小型を取り付けてある

▲スマホや小銭入れなどは、すぐに取り出せるようにステムバッグに入れておくと利便性が高い

 

■グラベル遊びに使えるグラベル遊びに使える頼りになる相棒

Sent's
「*CRUST BIKES* bombora ENVE」

グラベルをできるだけ早く走れるように考えて組まれたモデル。フレームはCRUST BIKERSのbombora、クロモリ製だ。タイヤは700×42mmの太めにして走破性を高めている。

▲フロントにはグラベル走行時の機動性を考えて小さめのバッグ。走る距離によって変えるといい

▲走行中に必要なモノを持つには、トップチューブも有効活用してバッグを取り付け

▲ハンドルはENVEのALL ROAD BAR。カーボン製で下部が握りやすい造形になっている

 

■MTB規格のガッツリしたツーリングバイク

Tommy's
「*WILDE* supertramp」

マウンテンバイク規格のスーパーマッチョ系アドベンチャーバイク。太く、ブロックが高いタイヤにして、泥道の走破性をアップしたスタイル。

▲トップチューブが曲線を描く、WILDEのsupertramp専用に設計されたフレームバッグを装着

▲フロントラックに振り分け式のバッグを付ければ、たくさんの荷物を持ってクルーズできる

▲野山を走るのが前提であれば、ギア類もできるだけ多段式にしたい

 

■旅先まで運んで快適に走れるフォールディング

Clint's
「*BROMPTON* S2L/C-Line」

フォールデイングタイプのミニベロとしての代表格、ブロンプトンをカスタム。クルマに積んだり、折りたたんでバックに入れたりして旅先まで持ち運んで走れる。

▲車体を折り畳むと、荷物を入れるバッグとそう変わらない大きさに。持ち運びしやすい

▲バッグはオランダEERDER MET AAL社で制作された、ブロンプトン用「xplorer front bag」

▲ハンドルは製作者の体型に合わせて、nittoのb802 handl barに変更。ブロンプトンでもカスタムはできる

※2024年2月6日発売「GoodsPress」3月号42-43ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【趣味な大人のベストバイギア】

<取材・文/松尾直俊>

 

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