個性を際立たせて駆け抜ける海外メーカー“軽自動二輪”5選【趣味な大人のベストバイギア】

1. 登場間近!普通自動二輪免許で乗れるBMW電動スクーター

BMW Motorrad
「HE BMW CE 02」(価格未定)

ストリート系の若者をターゲットに新開発! 発売前、一足先に欧州で乗ってきましたが走りもバッチリです(青木さん)

最大出力11kw(15ps)、定格出力6kw(8ps)、トルク55N・mを発揮する普通自動二輪免許で運転できるBMW。最高速度は95km/hに設定されているので、ガソリンエンジン車だと150cc相当のクラスに当たる軽二輪だ。

※データおよび写真は、2023年7月発表時点での欧州仕様のため、実際の日本仕様と異なる場合があります

▲フロントはテレスコピックフォーク、リア片持ちスイングアームを採用し、50km/hまでの加速時間は3秒との運動性能

 

2. スウェーデンを起源とする異彩を放つ北欧デザインが魅力

Husqvana Motorcysls
「Svartpilen」(68万5000円)

1903年にスウェーデンで創業。タンクからサイドカバー、シートレールまでを繋げたフォルムは独創的です(青木さん)

※2023年モデル

Svartpilen(スヴァルトピレン)とは“黒い矢”という意味。独特なデザインのタンクカバーが特徴的で印象に残るモデル。ブロックパターンのタイヤやタンク上のキャリアなど、ダートトラッカー風仕上げのネイキッド。

※2023年モデル

▲発表された2024年モデルは、新設計のスチールトレリスフレームを採用。日本導入が待たれる

 

3. ビンテージ感のあるデザインと現代の使いやすさを融合させた

MUTT MOTORCYCLES
「Mushman250」(74万9000円)

前後18インチのブロックタイヤやアップフェンダーやタンクパッドなどで往年のスクランブラースタイルを再現(青木さん)

イギリス伝統的なクラシックでジェントルな印象の無骨なデザインを受け継ぐ現代のバイク。搭載された単気筒エンジンは最大出力13kw(17.5hp)、最大トルク18N・mを発揮。心地良いサウンドと共に走らせてくれる。

▲クラッシックなデザインの中に、ステンレス製フォークブレース、アルミ製ヘッドライトなどを装備

▲容量14Lのタンクには美しく細工されたレザーのタンクパッドとスチールのタンクラックが取り付けられている

 

4. スリム&コンパクト、そしてパワフルになった2024モデル

KTM
「250DUKE」(68万9000円)

過激なモデルをリリースし続けるKTM。倒立フォークの足回り、ピックアップ鋭いエンジンなども手加減なし(青木さん)

今年でデビュー30周年となったデュークシリーズの250はエンジンやシャシー、スタイリングなどを一新。新設計の2ピースフレームにトリプルクランプとオフセット見直しにより、ハンドリング特性が向上して、さらにコントローラブルに。

 

5. 競技車にも匹敵する性能を持った強力エンデューロモデル

FANTIC
「XEF 250 Trail」(110万円)

樹脂製燃料タンクやアルミ削り出しブラケットでクランプした倒立フォークなど競技モデルにも匹敵する本格派(青木さん)

ファンティックは70〜80年代にモトクロスやエンデューロ、トライアルなどで世界に名を馳せた名門。その妥協のないマシン作りは有名だ。最高出力11kw(14.9ps)、最大トルク11.8N・mのエンジンと軽い車重の組み合わせで高い走破性を誇る。

▲乾燥重量122kg、インナーチューブ径43㎜のフロントフォークとリアのモノショックはしなやかに作動し、大きくアクセルを開けられる

▲ヘッドライトはLEDの上下2段。小型でも路面を明るく照らしてくれるので、暗い場所の走行も安心

※2024年2月6日発売「GoodsPress」3月号48-49ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【趣味な大人のベストバイギア】

<取材・文/松尾直俊>

 

【関連記事】

◆バイク用品を“魅せて”収納できるバイカーのための卓上スタンドが登場!
◆ナビ、ドラレコ、空気圧測定もできるバイク用5インチモニター。もちろん防水防塵です
◆バイクのナビ、どうしてる?高画質・高耐久なガーミンの新型ナビでスマホから卒業しよう!

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする