【趣味な大人のベストバイギア】
自らの手で組み立てて徐々に立体化し、完成後は好きな角度からじっくり眺めてウットリする…。そんな醍醐味を手軽に楽しめるのが、これらロボットアニメのキットだ。接着材不要のものがほとんどで、入門用としてピッタリだ。
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今、懐かしのロボットたちが各メーカーの最新モデルとして続々とプラモデル化されていることをご存じだろうか?
「ロボットのプラモデルと言えばガンプラが人気ですが、最近は80~90年代のロボットアニメや、元祖スーパーロボットのマジンガーZなども令和の最新キットとなっています。放送当時もキット化されていましたが、最新モデルでは可動、フォルム、作りやすさと、そのすべてにおいて進化していて、プラモデルから離れていた人ほど、その完成度に驚かされるでしょう」
そう話すのは、ライターの桑木貴章さん。特に最近では金型技術の向上、デジタル設計の導入、新素材の採用などもあり、劇中イメージどおりのロボットを組み立てられるようになった。
「それこそ、ひと昔前のプラモデルと言えば、塗装や改造といった作り手の技術が、完成度を大きく左右していました。しかし、今や説明書どおりに作ればハイクオリティなロボットが完成させられる。まさにユーザーフレンドリーな仕様が当たり前になっています。かつてハードルの高かったプラモデル制作ですが、誰もが楽しめるライトホビーになりつつあります。ぜひ最新のキットで、その技術進化と完成度を体験してもらいたいですね」(桑木さん)
模型ライター/桑木貴章さん
模型メディアやロボットアニメ関連誌などを中心に活動。機動戦士ガンダムシリーズやガンプラの書籍編集にも携わった
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