<万年筆>
■いつまでも新鮮なインクで変わらない書き味を楽しめる
プラチナ
「#3776 センチュリー」(2万2000円)
スリップシール機構を搭載しているため、約2年間ペン先の乾燥を防ぎ、面倒な洗浄の頻度が少ないのが魅力。ペン先の二重富士も縁起がいい(菅さん)
プラチナ万年筆のフラッグシップモデル。スムーズなインクの流れを実現したペン先、約2年間もインク乾燥を防ぐ「スリップシール機構」を組み込んだキャップを搭載。手に馴染み、しなやかに書ける、長く付き合える1本。
■とめ、はね、はらいもソフトタッチで表現可能
パイロット
「エラボー(FE-25SR)」(3万3000円)
海外でも一躍有名になったパイロットのエラボー。しなるようなペン先で独特な書き心地を楽しめるため、書くことが楽しくなる万年筆です(菅さん)
一般的な万年筆のペン先と違い、波打つような形が特徴。ペン先が柔らかく、軽いタッチで字幅の強弱など微妙なニュアンスを表現できる。ペン先は14Kのロジウム仕上げ、ボディはパール塗装を施した高級感のある金属軸。
■紙面を滑るような書き心地を味わえる手軽に使えるノック式
パイロット
「キャップレス LS」(4万6200円)
ノック式でキャップを取る必要がないため手軽に使えます。書き始めにキャップは面倒という方、普段使いにノックでサッと使いたい人におすすめ(菅さん)
ノックするとペン先が音もなく静かに出る「ノック&ツイスト式」で、ペン先収納も片手でスムーズに行える。ペン先は柔らかくしなやかな18金を採用。中央部にはパイロットの宝飾加工技術を活かしたカットリングが輝く。
<ボールペン>
■浮遊感のあるノック部とジュラルミンボディが目を引く
ズーム
「ZOOM C1 ボールペン」(7700円)
ため息が出るほどに美しいボディはまさに大人の筆記具。スーツにもよく似合い、カジュアルに合わせれば高見え。書き味も滑らかで素晴らしい(菅さん)
まるで浮いているかのようなノック部が特徴のボールペン。流線型の美しいボディは、文具では珍しいジュラルミン製。ZOOM C1のために開発されたリフィルを使用しており、滲みや裏写りを気にすることなく線が引ける。
■ブランドを代表するエクリドール細やかな彫刻が優雅
カランダッシュ
「エクリドール シェブロン ボールペン」(2万6400円)
「エクリドール アベニュー ボールペン」(3万1900円)
コレクターも多いエクリドールシリーズは、気負わず爽やかに持てるボールペンです。ボディの柄にはそれぞれ意味があるので選ぶのも楽しい(菅さん)
エクリドールは鉛筆工場から始まったブランドのルーツを受け継ぐ、六角形の一体型ボディが特徴。シェブロンは欧米の警察官や士官に用いられる山型の袖章を、アベニューはジュネーブの石畳と高級腕時計のバンドをイメージしてデザイン。
■ジャズからインスピレーションを受けた感性を刺激するボールペン
サクラクレパス
「サクラクラフト ラボ008」(7150円)
グッと押し込むようなノック感が上質な筆記具を持っていることを感じさせてくれます。別売りでさまざまな黒のインクが用意されているのも嬉しい(菅さん)
サクラクラフトラボ初のノック式ボールペン。ノック部分にトランペットのピストンバルブを思わせるデザインを採用。ボディはアルマイト染色の表情豊かなアルミ軸と真鍮製のグリップを合わせ、頭冠にサクラマークを印刷。
※2024年2月6日発売「GoodsPress」3月号60-61ページの記事をもとに構成しています
<取材・文/津田昌宏>
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