災害時にも活躍する防災兼用キャンプギア23選【わが家の最新エマージェンシーギア選び】

<不便を解消する役立ちギア>

物資や行動が制限される災害時には、日常の当たり前が当たり前でなくなることも。そんな「困った」も予め対策しておけば、衛生環境の向上やストレス軽減につながるはずだ。

7. どこでも使える&ハンズフリーな高汎用なシャワー

ロゴス
「2電源・どこでもシャワー(DC・電池)」(9900円)

水道がない場所でもシャワーが使える2種類の電源に対応したモバイルシャワーです。吸盤式ホルダー&S字フック付きなので、両手が使えるハンズフリースタイルでも使用できます(LOGOS 広報課/中井さん)

DC12Vでクルマの電源から繋げたり電池駆動で使ったりと、水と容器と一般的な電源さえあればどこでも使える2WAYタイプ。さらに吸盤のついたホルダーやS字フックを活用すれば、ハンズフリーでも体を洗える。

▲吸盤式ホルダーで車のボディに設置も可能。キャンプはもちろん、海水浴やサーフィンなどのアウトドアレジャーで、体やギアのちょっとした洗浄に幅広く活躍する

 

8. 洗濯バサミを使わず干せるスグレモノ

COGHLAN’S
「バンジークローズライン」(1100円)

設置すればあとはねじられたゴムの間に洗濯物を挟むだけで、洗濯バサミなども必要なく物干しができます。一度使うと便利さがわかる道具です(エイアンドエフ/赤木さん)

2本のゴムをひねった構造をしており、ゴムとゴムとの間に衣類を挟み込むことで干すことが可能。伸縮性があることと両端にフックが付いていることで、普通のロープより格段に使いやすい。災害時にあると助かるアイテムだ。

 

9. 緊急時でも少量の水で少量の水で洗濯できる!

ロゴス
「シェイク洗濯袋」(4400円)

災害時には水の確保や電力の供給が困難になることから、洗濯の困難が予測されます。そんな時に力を発揮してくれるアイテム。衣類やタオルの圧縮袋にもなります(LOGOS 広報課/中井さん)

水や電気の供給不足時に便利なアイテム。使い方は簡単で、洗濯物と洗剤・水を入れ、口を閉じてシェイクするだけ。使わないときは丸めてたためば、コンパクトに収納可能。防水仕様で、貴重品入れや圧縮袋としても◎。

▲屋外でも手軽に下着や靴下などが洗える。少ない水で洗濯できる点も災害時にはありがたい

 

10. 専用設計だから災害時の防災リュックに最適

モンベル
「エマージェンシー パック 20」(8580円)

災害発生時の一時的な緊急避難や帰宅困難時を想定した必要装備を背負って持ち歩くためのパックです。暗闇で光に反射して光る反射マーク、IDタグ付きで安心です(モンベル 広報部/長井さん)

災害発生時にすぐ持ち出しておくべきアイテムを収納し、スムーズに出し入れできるよう設計されている。公式サイトでは揃えるべき装備の一覧が紹介されているのも心強い。それらのアイテムもチェックしつつ、緊急時に備えて万全の対策を心がけたい。

 

11. 防水&自立式の持ち運びしやすいギアバッグ

スノーピーク
「ウォータープルーフ ユニットギアバッグ220」(6072円)

細かな防災グッズをまとめておいても良いですし、簡易的なシンクとしても使用できる収納バッグです。自立するので型崩れしづらく中身がこぼれにくいアイテムです(スノーピーク 広報課/木下さん)

ウォータープルーフなので洗ったお皿や濡れたタオルなどを一時的にまとめておくのに便利。アウトドアシーンでは簡易的なシンクとして使えるほか、普段はギアを収納してそのまま持ち出しようにしておくのもオススメ。

▲同社の人気システム「IGTフレーム」にもセット可能。食器を入れるシンクとして活躍する

 

12. マルチユースだから様々なシーンで使える

コールマン
「ウォーカー33 (ヘリンボーン)」(8690円)

大容量なので防災グッズをひとまとめに保管できます。撥水加工を施した生地や雨の侵入を防ぐジッパーフラップなどアウトドアで快適に過ごすための機能を搭載しています(ニューウェルブランズ・ジャパン コールマン事業部 マーケティング本部)

タウンでもアウトドアでも使用ができる汎用性の高いバックパック。大容量かつ高機能なので、防災カバンとしても充分に活躍する。背面パネルとショルダーベルトにはメッシュ素材を使用しており長時間の使用も快適。

▲同シリーズにはキッズ用のウォーカーミニ(4400円)も。ポケットが多く収納力も◎。カラー、サイズともに豊富なので、家族一人にひとつずつ用意しておくのもオススメだ

 

13. 使い捨てライターが高火力バーナーに変身!

SOTO
「ポケトーチ」(実勢価格:1650円前後)

小型耐風バーナーとして風が吹く屋外でも確実に点火できます。コンパクトですので、防災グッズに加えやすいです。もちろん、中に入っているフリント式ライターも取り出せばそのまま使えます(SOTO 広報担当/坂之上さん)

指定の使い捨てライターを燃料にして、1300℃の強力バーナーとして使えるグッズ。ろうそくに火をつけたり、暖をとるための焚き火へ着火したり、ガス器具の圧電点火装置が故障した際の着火予備など、1台あると安心だ。

▲使い捨てライターをそのまま使うより強火力な極細集中炎。それだけでなく燃焼効率にも優れているので、ライター1個で約20分と使用時間も60%アップする

 

■停電時には保冷ギアが大活躍!

冷蔵・冷凍保存が必要な食料にはアウトドア用の保冷剤やクーラーボックスが最適。夏には熱中症対策にもなる。

14. 従来の製品と比べて約8倍の保冷力!

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「倍速凍結・氷点下パックL」(1595円)

事前準備の冷凍時間はおよそ18~24時間と従来品の約半分。それでいて一般的な保冷剤の約8倍の保冷能力があり、冷凍食品やアイスクリームも保存できる。停電等の緊急時に冷蔵庫に入れておけば食料確保に一役買ってくれるだろう。

 

15. 大容量&高い保冷力で連泊での使用もOK

コールマン
「エクストリーム ホイールクーラー/50QT (エバーグリーン)」(1万3970円)

容量は47Lで2Lのペットボトルが7本入る。蓋部分にもフォームがあるので、保冷力が高く約5日間食材を保冷できる。タイヤとキャリーハンドルが装備されているので、荷物入れて重くなってもラクに運べて持ち出しやすい。

 

■圏外でも使える連絡ツールも要チェック

災害時には電話回線が混み合い、家族と連絡が取りづらくなることも。対策となるモノを用意しておくのも有効だ。

アイコム
「IC-DRC1MKII」(実勢価格:3万2780円前後)

携帯電話と異なり、ワンタッチで多人数と情報が共有できるのが強み。携帯の圏外区域や大規模災害時などでもつながりやすく、GPSを搭載しているので離れ離れになっても捜索の手がかりとなってくれる緊急時の強い味方だ。

 

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